気の医学講座

日常の出来事、鍼灸・東洋医学の治療など、さまざまな観点で気について取り上げてみたいと思います。

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第51話 甘いものはほどほどに

 このブログへの訪問、いつもありがとうございます。
 さて、東洋医学では食べ物のもつ気を、味の性質によって分類していましたね。
 そこで、今回は、甘いものについてお話したいと想います。

 甘いものを食べると、なぜ太るかと言いますと、甘味には緩める作用があるからです。
 とても甘くて、おいしいものを食べたときには、
 「ほっぺが落ちそう!」
なんて表現しますよね。これも、甘味の緩める作用を表現したものです。
 それで、甘いものばかり食べていると、お腹の肉が緩んでお腹が出てきます。そして、甘味は脾(膵臓)を栄養し、脾のつかさどる肌肉(皮下脂肪)に、甘味がどんどん貯蔵されるために太ります。
 
 「でも、甘いものなんて、そんなに食べてないですけど、太るんです。」
という人もいらっしゃると想います。
 甘いものというのは、五行では土の性質ですから、変化を言います。
 たとえば、土用というのは季節の間にあって季節が変化していくのを支えている時期でしたね。
 ですから、食品も、加工して変化してしまうと、その味が何であれ、すべて五行の土の性質をもつことになります。加工食品はすべて、土の性質で甘いものと同じに作用するというわけです。お酒も変化したものですから、土性で甘味と同じです。
 せっかく、ケーキやお菓子などをガマンしてダイエットしても、加工食品ばかり食べていては、ダイエットどころか、逆に肥満してくることにもなるわけです。
 そうです。ダイエットしながらコンビに弁当ばかり食べていれば、太るんですよ。(「ドキッ!)

 それから、甘味には、こんな面もありますね。
 疲れたときには、甘いものを食べると、疲れがとれる感じがしたりしますよね。
 これは、疲労により筋肉が緊張して突っ張っていたり、精神的な緊張がとれない場合には、甘いものを食べると甘味の緩める作用により、筋肉の緊張も、精神的な緊張も緩んで、リラックスできるわけです。
 でも、いつも甘いものを食べていると、緩みっぱなしで、緊張感が保てなくなってしまいます。集中力も持続できないですよ。そして、記憶力も落ちてしまいます。

 たとえば、受験勉強などで、
 「さあ、勉強を頑張るぞ!」
というときに、夜食にケーキとジュースやコーヒーにお砂糖を入れたものをとっていては、甘味の緩める作用によって集中力は弱まり、頑張れないのです。記憶力も落ちますから、勉強したわりには、結果はよくないのです。

 また、ビジネスなどで商談をまとめたいときにも、甘いものは禁物ですよ。
 相手のところへおじゃましたとすると、出されたケーキは商談がまとまるまでは口にしないのが得策です。
 反対に、まとめたくない話のときは相手に甘いものをたっぷりと食べさせてから本題に入ると、集中力は散慢となり、こちらが優位に話を進めることができるというわけです。
 
 いずれにしても、甘いものも甘い話も、ほどほどが一番ですね。
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  1. 2007/08/19(日) 21:50:35|
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第50話 糖尿病の話

 このブログへの訪問、いつもありがとうございます。
 さて、前回は酸っぱいものは収斂(しゅうれん)作用があり、辛いものは発散作用があるということをお話しましたね。
 梅干やレモンなどは、見ただけでも、口がすぼんで酸っぱい感覚が口いっぱいに広がりますよね。これが収斂(しゅうれん)作用の影響です。
 一方、辛いものは、食べると、その辛さの程度によりますが、体がカーッと熱くなり、汗が出てきますよね。これが発散作用の影響です。
 
 このように、東洋医学の栄養学では、食品にどんな栄養素が含まれているかというだけではなく、その物がどんな気の作用を持っているかを“味”で表現して分類します。
 この味には、酸っぱい(酸味)、苦い(苦味)、甘い(甘味)、辛い(辛味)、塩辛い(鹹味<かんみ>)の五つがあり、“五味”といっています。
 これも五つに分類しますから、やはりそれぞれ木・火・土・金・水の五行に該当し、それぞれの五臓を養う栄養になるわけです。
 つまり、酸っぱい味は木に該当し、肝を養います。苦い味は火に該当し、心を養います。甘い味は土に該当し、脾(膵臓)を養います。辛い味は金に該当し、肺を養います。塩辛い味は水に該当し、腎を養います。
 しかし、どの味でも食べ過ぎれば、それぞれの五臓を傷つけ、病気の原因となります。
 とくに現在、問題になっているのが、甘い物の過食による糖尿病ですね。
 
 糖尿病は、膵臓のランゲルハンス島という細胞から分泌されるインスリンというホルモンの分泌が低下して起こる病気です。
 このインスリンは、血液中にあるブドウ糖を細胞が利用できるようにしてくれているホルモンで、その結果として血糖値が下がります。もし、このインスリンの分泌が低下すると、細胞は血液中のブドウ糖を利用することができず、血糖値は高いままになってしまい、そのため血管や神経をはじめとしてさまざまなところが障害されてきます。

 この糖尿病発症の原因については、現代の医学ではインスリンの分泌能力が弱いという個人の遺伝的素因に加えて、糖分の過剰摂取による負荷がかかるためと言われています。

 さらに、東洋医学の立場から私なりに糖尿病発症の要因を考えてみますと、 ①水分の過剰摂取
 ②思い悩むという精神的ストレス 
です。

 まず、①の水分の過剰摂取についてですが、現状は熱中症予防や血液をサラサラにするなどの目的で、水分摂取が多くなっています。この水分は、飲水量と排尿量が比例していれば問題ないのですが、摂取量のみが増加していくと、過剰な水分は停滞して湿気となります。この過剰な水分を湿邪と言います。
 この湿邪は、脾(膵臓)と結びつきが強く、そのため悪影響を与えることになります。
 そして、②の思い悩みは、身体の内面から起きてくる要因ですが、脾(膵臓)のはたらきが弱いと現れやすく、また思い悩む感情が脾(膵臓)に影響し、脾(膵臓)のはたらきを弱めます。現代は精神ストレス社会と言われ、家庭や職場などでの人間関係での悩みおかかえている人が少なくないですね。

 そこに、甘いものの過食が加わると、脾(膵臓)は持ちこたえられずに糖尿病を発症するということになるわけです。
 
 最後に、糖尿病の人のために、脾(膵臓)のはたらきを整え、結果的に血糖値を下げるツボを紹介しましょう。
 まず一つ目は、地機
そして二つ目は、築賓です。
 三つ目は背中の左の脾兪の少し外側あたりにある押して痛いところです。
 以上の三箇所にお灸を継続的におこなうと効果的です。
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  1. 2007/08/16(木) 23:10:49|
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第49話 猛暑対策

 このブログへの訪問、いつもありがとうございます。
 毎日、とても暑い日が続きますね。

 今年は亥(い)年ですが、亥(い)年というのは、五行では風木の気が中心にはたらく年です。一年のうちでも、とくに1月20日の大寒から7月23日の大暑までの前半の気候を反映しています。
 この風木の気というのは、まず文字どおり風で、春先から今年は強風、突風、竜巻、台風などが多く発生していますね。
 それと、風というのは揺らす性質も表していますから、大地が揺れること、つまり地震も表しているわけです。ですから、中越沖地震をはじめ、地震が多く起きていますよね。

 この亥(い)年の7月23日から翌年の大寒までの後半は、暑火の気が中心に影響します。暑火の気というのは蒸し暑さを表しています。ですから、今はその影響が強く現れているということです。
 この暑火の気の影響が強く現れれば、今年は暖冬になることが予想できるわけです。

 このように、“えと”というのはたんなる符号ではなく、地球のバイオリズムを表しているわけです。
 そして、母なる大地の気候変化は、人間のバイオリズムにも影響していると考えることは、東洋医学においては自然なことなのです。

 猛暑日が続くなかで、人体にも暑火の気が影響し、汗を多くかきますね。
 暑火の気が強く作用すると、人体では発汗によって気を多く発散し、津液(しんえき)を消耗してしまいます。(津液とは体液のことです。)
 もちろん、発汗によってヒートアップした熱を汗とともに放出して体温を調節しているわけですが、もともとスタミナの弱い人では気を多く発散することで、よりいっそうパワーダウンしてしまいます。
 これはスタミナが弱いために、汗腺の開閉の調節が弱いためで、熱中症予防として水分補給を行うと、より多く汗が出てしまって疲れやすく、いっそう暑さには耐えられなくなってしまうわけです。

 そこで、汗を多くかきすぎて疲れやすい人には、柑橘類や酢の物を摂取していただくことをお勧めいたします。
 酸味には収斂(しゅうれん)作用があって、緩みっぱなしの汗腺を引き締めて過度な発汗による気の発散を防いでくれます。ただし、柑橘系のジュースでは糖分が多いと、余計に口が渇いてしまって過剰摂取につながりますから、ジュースは少し薄めて飲まれるのがベストと想います。
 反対に、
 「こんなに暑くても、あまり汗をかかないんです。」
という人には辛いものがお勧めです。辛い味には、発散作用がありますから、閉じっぱなしの汗腺を開いて汗が出やすくなります。
 そこで、とっておきの辛いものを紹介しましょう。
 それは、味仙の台湾ラーメンです。
 これは台湾名物ではなく、名古屋名物ですよ。
 そして、あまりの辛さですから、少し薄めのものもあります。
それが、台湾ラーメンのアメリカンです。 
 名古屋名物の台湾ラーメンのアメリカン?
 おもしろいでしょ!日本語って難しいですね。
 一度召し上がってみてはいかがでしょうか?
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  1. 2007/08/11(土) 22:44:02|
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第48話 天高く…

 このブログへの訪問、いつもありがとうございます。
 さて、今日8月8日は何の日かご存知でしょうか?

 「パチパチ、そろばんの日!」

 そうですね。それと、もう一つあります。
 今日は、立秋です。暦の上では秋と言うことです。
 蒸し暑い日が続いていますから、立秋と言ってもピンとこないかもしれません。
 でも、体はちゃんと秋の体に変わっているんです。

 NHKで放送され話題となった韓国ドラマの『チャングムの誓い』を見られた方はおわかりいただけると思いますが、 東洋医学では脈診を中心にして診察を行います。
 この脈診は現代の医学で行われるような脈拍数を数えるというものではなく、脈の状態を気の影響としてとらえるものです。
 人体の気の流れは季節や気候の影響を敏感に感じていますから、それが脈の状態にすぐにあらわれるというわけです。
 逆に言えば、脈の状態が季節や気候の変化にすぐに反応していれば、人体の気は大いなる宇宙の気、大いなる自然の気と一体化しているということですから、健康な範囲にあることがわかります。
 もし人体内に何か病気があって気の状態がアンバランスになっていれば、その状態が、季節や気候の影響に反して脈にあらわれるのです。
 
 立秋の日を迎えた今日の午前0時にかけて昨日までの土用の脈から秋の脈に変わっています。これは太陽の周りを公転する地球の位置が、太陽から見て何度の位置に地球が入ったかの影響が人体におよんでいるということです。

 ですから、今日からはいくら暑くても残暑というわけですね。
、秋は、「天高く馬肥ゆる秋」と言われ、空が高く見えます。
 自然界では、大気が旺盛になる季節なのです。
 それが人体では肺のはたらきが旺盛になります。それは、肺が気とかかわっている臓気だからです。
 ですから、秋は肺のはたらきの弱い人ではかぜを引きやすくなったり、ぜんそくの発作が出やすくなったりします。
 また、暑いと言って薄着で寝たりすると、寝冷えしたりしますから、注意が必要ですね。
 それから、「馬肥ゆる秋」といのは、夏の間放牧していた馬が、たっぷり草を食べて秋に肥ってくることを表現しているんです。
 秋になり、馬や牛、鶏などが肥えるのは好ましいことですが、人間も太る傾向があるわけです。実りの秋ですね。
 実りの秋には新米や、さつま芋、果物類梨、ぶどう、柿、栗、りんご、みかんなど糖分たっぷり、小松菜、大根、きゃべつ、魚類ではサンマ、イワシ、サケ、サバなど秋の味覚が食欲を誘いますよね。それで、ついつい食べ過ぎてしまいます。ダイエットしたい人には、その点にも注意が必要です。

 最後に8月9日は何の日かご存知でしょうか?
 
 8月9日は“はり・きゅう”の日です。
 残暑でバテぎみのこころと体を整え、秋冬に適した気のバランスを回復するために、“はり・きゅう”の治療を受けられてみてはいかがでしょうか?
 私の提案は、毎月8日・9日を“はり・きゅう”の日としたいと想っています。
 ぜひ、ヒトリでも多く、“はり・きゅう”の治療のすばらしさを知っていただきたいと想っています。
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  1. 2007/08/08(水) 18:10:06|
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第47話 ダイエットの秘薬

 このブログへの訪問、いつもありがとうございます。
 さて、ダイエットは女性のライフワークとでもいうべきものでしょうか?その涙ぐましい努力には敬服いたします。

 さまざまにあるダイエットの中で、“耳ツボダイエット”に取り組んでいる人は少なくないと想います。
 耳には、内臓に連絡している経絡とよばれる気のルートとは別に、耳だけで全身の部位と各内臓につながっているツボが存在しています。
 その耳ツボの中で、食欲を抑える方向にはたらくのが、いわゆる“やせるツボ”です。
 つまり、耳ツボダイエットとは、食欲を抑えて食べる量を減らし、結果的にやせるようにする方法というわけです。

 ですから、食欲旺盛で、
 「食べても食べてもすぐにお腹がすいてしまって食べ過ぎてしまう。」
という人には最適です。

 一方、胃腸が弱い人にとって耳ツボは、異調のはたらきを抑えることで悪くしてしまうこともあるので、注意が必要です。
 
 その耳ツボについてはたくさん本も出ていますので、ここではダイエットの秘薬として、チベット医学にある蜂蜜を使った方法を紹介したいと想います。

 朝、十分に沸騰したお湯をマグカップに注ぎ、そこに良質の蜂蜜をティースプーン一杯入れ、溶いてよく混ぜます。そして、すこし冷めて人肌程度になったら、これを飲みます。
 蜂蜜湯を飲んだ後、およそ90分ほどの間は何も食べないでいてください。
 その90分が過ぎたら、何をどれだけ食べてもよいです。
 これを2週間ほど続けると、確実にやせることができます。
 これは耳ツボのように、食欲を抑えるというのではなく、お湯に溶かした蜂蜜が、栄養を蓄積する過程に膜をはって防止するため、どれだけ食べても脂肪がつかないというわけです。

 「簡単そうだけど、朝の忙しいときに90分も朝食を食べるのを待っていられない!」
と想いますよね。90分というのは個人差があって60分程度でもよい人もいます。そのあたりは調節してみてください。
 
 それから、反対に太りたいのに太れないという悩みをお持ちの方にも蜂蜜が効果的です。
 その場合は、お湯ではなく温めた牛乳にティースプーン一杯の蜂蜜を溶いて飲んでください。
 
 やせるにも太るにも、蜂蜜が効果があるというのはおもしろいですね。よかったらお試しください。
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  1. 2007/08/03(金) 23:56:49|
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