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さて、前回は目の症状でお悩みの方も少なくないということをお話しましたが、突発性難聴になられる方も年々増加しているようです。
そこで、今日は耳について考えてみましょう。
耳のあなは開いたままになっていて、いつでも、どこからでも音や声が入ってきますよね。
そうです。ここが目とちがうところですね。
目の場合は、見たくないときには目を閉じればよいわけですし、目の前になければ目に入ることはないですね。
ところが耳の場合は、後ろから音がしても、声をかけても聞こえます。
聞きたくないから耳のあなをふさぐという場合は指の先を耳のあなに突っ込みますが、これは、相当に拒絶反応を示しているジェスチャーになりますね。
現代の医学でも、突発性難聴はストレスが原因と言われていますが、ストレスと言っても、それは耳から入るストレスです。
職場であれ、家庭であれ、いつもうるさく言われたり、あるいは失敗に対して怒鳴られたり、きつく言われたりしたことで、またいつ同じように言われるかわからない不安と恐怖が、無意識のレベルで“もう聞きたくない”という思いとなってつもります。それが限界点に達すると、突然、難聴となって現れるのです。
ですから、そんな場合には自分の心の声に耳を傾け、何を拒絶しているのか、何に対して不安と恐怖を感じているのかを自覚することが必要になります。
東洋医学では、耳は腎のはたらきの現われる窓だと認識しています。
と陽医学では、腎には“精”が貯蔵され、“志(し)”がやどっているとみています。これは、つまり腎にはスタミナが蓄えられ、そこに、いわゆる“こころざし”がやどっているととらえているのです。
もし、強いストレスにより、スタミナを消耗し、体力が落ちていると、“こころざし”も弱まり、不安と恐怖におびえやすくなります。そのため、耳から入ってくる声や音を受け入れられなくなって突発性難聴となるわけです。
現代の医学では発症後一か月以内に回復するかどうかが、治療の目安と言われていますが、東洋医学でもやはり早く治療したほうが回復は早いですので、早めの鍼灸治療をお勧めいたします。
一方、老年性の難聴の場合は、加齢によって腎に蓄えられているスタミナを消耗した結果として現れます。高い音や声は聞こえにくいのですが、低い音や声は聞こえやすいのが特徴です。
聞こえないだろうと思って、ボソボソとおばあさんの悪口を低い声で話していると聞こえていますから、要注意ですよ。
この場合は、加齢にともなう腎のスタミナをどこまで補充できるかですから、個人によって回復の度合いがかなり違います。ですので、難しい場合もありますが、でも鍼灸を続けていると、難聴や耳鳴りが軽くなる場合もあります。
そうした難聴や耳鳴りに効果的なツボについては、次回に紹介したいと思います。
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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか?
- 2007/09/30(日) 12:27:29|
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さて、前回は手の指の症状から得られる気づきについてお話しましたね。
今回は目の症状について考えてみたいと思います。
当然のことですが、目は目の前のものを見ることができますね。
でも、それが当然のことと思うのは空間的な場合ですね。
じつは、時間的にも目の前を見ているのです。
たとえば、これから進む100m先を見たとします。そこに向かって進んでいくとすれば、ゆっくり歩いても2分後には、その地点に到達しているでしょう。目の前に向かって進むとき、空間的にその場所を見ているだけでなく、時間的にもそこに到達することを見ていると言えます。
ですから、遠ければ遠いほど、空間的にも、時間的にも見通しは悪くなりますよね。でも、その分だけ、肉眼ではなく心眼で見ているというわけです。
そこで、目の症状について考えてみましょう。
目が疲れやすい、目がかすむなどの症状は、単純にパソコンや携帯電話などの画面を凝視していたために起こる場合もあります。しかし、こういう場合は、目を休めれば、すぐに回復します。
とくに目を酷使したわけではないのに目が疲れる、何もしていないのみ目がかすむという場合、これは“先の見通しに対する不安が真贋力の低下をまねき、それが肉眼におよんだもの”と判断することができます。
仕事の行き詰まり、人生の見通しの暗さ、将来への不安…など、
先の見えない状況が目の疲れやかすみとして現れます。また、自分自身のことだけでなく、子どもの将来に対する不安や過剰な心配などによっても、やたらと目が疲れるということもありますね。
子どもでは、思春期に視力が低下してしまうケースがよくありますが、最も感受性の強い時期でもあり、また将来に対する不安や悩みをかかえやすい時期とも言えます。
目は、東洋医学では肝のはたらきと通じる窓だと認識しています。
その肝は五臓のうちでは将軍、つまり積極的に突き進むリーダーの役目をもっているととらえています。
東洋医学では、肝には魂(こん)がやどっていると言われていますが、この魂(こん)は筋肉を中心とした肉体を統一し、肉体活動を主催しています。
そして、文字通り将軍ですから、前に向かって突き進むために目は、肝の窓なのです。
肝のはたらきが弱り、積極性を失い、前向きに突き進むパワーをうしなった状態が目の疲れやかすみということになります。
そういえば、目には、ブルーベリーを食べるとよいと言われていますよね。
東洋医学では、肝は青色の気の波動に反応することを知っています。青い食べ物は肝のはたらきを助けてくれるのです。ブルーベリーの青さが、肝のはたらきを助けるにはちょうどよいということです。
現在の社会状況のなかでは、将来への不安や悩みをかかえている人が少なくないですから、目の症状でお悩みの方も少なくないと思います。
肝のはたらきをたかめ、何事にも前向きに、そして積極的に取り組むことができると、こころも体ものびのびとすることができ、目の疲れもかすみも回復してきます。
そこで、そのためのツボが、
肝兪です。ここにお灸をすえるとよいですよ。
お灸はつぼ灸ネオがお勧めです。
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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか? [第60話 目の症状から得られる気づきとは?]の続きを読む
- 2007/09/29(土) 15:51:39|
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さて、今回は“病気の意味”について考えてみたいと思います。
病気をすること、つまり苦痛を感じることは、だれにとっても避けたいことですよね。
だからこそ病気になってしまったということは、とっても不運なことだと思ってしまいがちです。そして、とにかく病気の症状を抑えて楽にしてほしいということになります。痛いのなら痛み止め、熱があれば解熱剤、炎症が起きていれば消炎鎮痛剤…という具合ですよね。
でも病気になるには何らかの原因があり、理由があるわけですから、その原因を探し、なぜ病気になったのかを踏まえて、ほんとうの治療の方向性が決まるべきものではないかと思います。(でも、つらいときは、そんなこと言ってはいられないのも事実ですよね。)
別の言い方をすれば、症状の現われているところや症状の性質から原因を判断し、“気づきを得る”ことこそが必要なのです。
それには、こころと身体は一体で、切り離して考えることはできないとする東洋医学の考え方によらなければ、症状から気づき、つまり自分自身のどこに問題があるのかを知ることはできないと思います。
「先生、わたしは右利きで右手の指を仕事で酷使しているのに、なぜ右手ではなく左手の指が痛いのでしょうか?」
と尋ねられることもあります。
酷使している指なら、使いすぎだと理解できますが、そうではない場合、それは“気のせい”なのでしょうか?
指は五本ありますが、これは五行に通じています。
親指は木、人差し指は火、中指は土、薬指は金、小指は水です。
この木→火→土→金→水の順は、相生関係(しょうしょうかんけい)と言って、生まれてくる順番でしたね。水から再び木が生まれて絶え間ない循環になります。
その木が一番初めですから親というわけです。ですから親指ですね。
また水が一番最後ですから、子どもになります。それが小指ですね。
まず、親指に問題がある場合は、やはり親との関係に問題があることに気づかされるのです。親への感謝への気持ちを忘れていないか、親に対して逆らったり、苦労をかけたりしていないかなど、親との関係について改めて想いをめぐらせてみてください。
次に、木から火が生まれますが、火は人差し指です。
火は君主であり、人をまとめます。ですから、人を刺す指なのですね。
その人差し指に問題がある場合、人間関係に問題があることに気づかされます。
人間関係をうまくまとめることができていない、人間関係をこじらせるようなことをしてしまってはいないかなどについて、想いをめぐらせてみましょう。
火から土がうまれます。土は万物の母と言われ、中央に位置します。ですので、指では五本の真ん中にある中指というわけですね。
そして、中指、薬指、小指の三本を並べてみると、中指が最も高く、次に薬指、そして小指が一番短いですね。
薬指が自分であり、それより高い中指は自分より目上、年長者を表しています。
また小指は「子どもとか、自分より目下の人を表しているのです。
ですので、中指に問題がある場合は、目上の人に対する自分の態度や気持ちのあり方に気づかされます。目上の人に逆らったり、尊敬の気持ちを忘れていたりしないでしょうか?
薬指に問題がある場合は、自分自身の問題に気づかされます。何かとガマンして自分自身を犠牲にしてはいないでしょうか
そして、小指に問題がある場合は、子どもや目下の人に対する思いやりを持っているかに気づかされます。目下の人や子どもをいじめたり、あたったりしてはいないでしょうか?
このように、自らが無意識のうちにとっている態度や行動、そして言動が自らの身体に跳ね返ってくるのですね。
そして、それを素直に認めることができれば、いつでも自分自身を見つめなおし、自分自身を改め、そして自分を磨くことができるのではないかと思います。
偶然と思える事故やトラブルなどでけがをした場合でも、やはりそれは偶然ではないのですよ。たとえば、バレーボールをやっていて、つき指をした場合でも、どの指を痛めたかということから、気づきが得られるはずです。ずべては自分の蒔いた種ということですね。
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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか?
- 2007/09/27(木) 00:05:48|
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さて、前回は妊娠は先天腎臓の気によって支えられているので、後天脾臓の気が旺盛になりすぎると、先天腎臓の気を抑えて妊娠中毒症になる危険性についてお話しましたね。
これについて、もう少し別の角度からお話したいと思います。
先天腎臓の気の世界というのは、目に見えない世界です。
腎臓は方位では北で大いなる宇宙に通じていますから、暗闇の宇宙で見えない世界です。
一方、後天脾臓の気の世界は、現実世界で目に見える物質世界です。母なる大地に位置し、太陽の恩恵によって照らされる目に見える世界です。
ですので、私たちは昼間は頭を太陽の位置する南に向けて立っています。
これに対して、お腹の中の子どもは先天腎臓の気の世界にいますので、私たちとは反対に頭を北である真下に向けてお母さんのお腹の中にいるわけです。
ところがなかにはお腹の子が頭を上に向けている場合があります。これを“逆子(さかご)”と言うわけですね。
これは、つまりお腹の中の子の先天腎臓の気が弱いために腎臓の気の方位に頭が向いていないということです。
妊娠九ヶ月目は足の腎経、臨月は足の膀胱経がそれぞれ子宮をやしなっていますが、この経絡のはたらきが弱いために子どもは頭を上んみ向けてしまうわけです。
それで、逆子の治療には昔から
至陰のお灸が有名です。
この至陰というツボは足の膀胱経の終わるところであり、ここから足の腎経に連絡するところです。それで、膀胱経と腎経の気を整えてくれるので、お腹の中の子どもは自然と頭を下に向けることができるのです。
無理なく逆子のt治療ができるので、大変にお勧めの方法です。
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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか?
- 2007/09/23(日) 13:34:35|
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さて、妊娠そのものは先天腎臓の気によって支えられているということ、そして、その上で妊娠の十か月間は二か月ずつ木→火→土→金→水の順に養われているということをお話しましたね。
妊娠の五ヶ月目と六か月目は脾と胃が担当しますので、それらのはたらきが旺盛となってお腹がすいて、よく食べます。
しかし、今は体重の管理がうるさく言われていますので、精神的にしんどいですね。
それでは、なぜ妊婦は太ってはいけないのでしょうか?
最初にも述べましたが、妊娠は先天腎臓の気によって支えられています。
ところが、お腹の子どもに栄養をつけさせてあげようとか、お腹がすいたので欲するままに食べていると、太ります。太るというのは後天脾臓の気が旺盛になっているということですね。
後天脾臓の気は五行では土、先天腎臓の気は五行では水です。ですから、後天脾臓の気が旺盛になるというのは、土剋水の関係で先天腎臓のはたらきを抑えてしまうことになるわけです。
ですので、先天腎臓の気が抑えられ弱まると水分の管理がうまくいかずに浮腫(むくみ)が現れ、たんぱく尿が出ます。
そして、腎が弱まり心のはたらきを制御できないために血圧が高くなります。つまり、水剋火の関係がうまくはたらかないということですね。
そう、もうおわかりですね。後天脾臓の気が旺盛になったことで先天腎臓の気が弱まり、浮腫(むくみ)・たんぱく尿・高血圧が現れ、妊娠を支えるのが困難な状況になっているのが、現代の医学でいう妊娠中毒症というわけです。
それほど太らなくても後天脾臓の気が旺盛になれば同じです。また逆に太っていても中毒症にならない人もいますよね。
つまり、じっさいには太ったかどうかが問題ではなく、後天脾臓の気が先天腎臓の気を抑えない程度のバランスに維持されていることが大切だということです。
しかし、一般の人にはそれはわからないですよね。ですから、体重というのは一番わかりやすい目安というわけです。
ですから、五ヶ月目ごろから安定期に入ると、食欲が出てきますが、よく噛んで食べることで腹八分目をこころがけることが大切です。
現代の栄養学で栄養価の高いとされている食品は、お腹の子どもに栄養をつけるどころか、子どもの先天腎臓の気そのものも抑え弱めてしまいますので、アレルギー体質・アトピー体質の子どもにしてしまいかねないので、注意が必要です。
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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか?
- 2007/09/23(日) 11:23:01|
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さて、前回はマタニティライフを順調に送るために、三陰交への安産灸を紹介しましたね。これは、ぜひ続けていただくとよいと思います。
妊娠そのものは先天腎臓の気によって支えられていますが、その十か月間は、各月ごとに担当する経絡があります。それをまず、以下に紹介しましょう。
一か月目は足の肝経、二ヶ月目は足の胆経、三ヶ月目は手の心包経、四か月目は三焦経、五ヶ月目は足の脾経、六か月目は足の胃経、七か月目は手の肺経、八か月目は手の大腸経、九か月目は足の腎経、臨月は足の膀胱経という具合です。
これを五行にすると、ちょうど一か月目と二ヶ月目は木、三か月目と四ヶ月目は火、五ヶ月目と六ヶ月目は土、七ヶ月目と八ヶ月目は金、九ヶ月目と臨月は水で、木→火→土→金→水の順序になっていることがわかります。
ですから、妊娠初期の四か月目までは、五行から見れば子宮は木の気と火の気です。木は昇発する、火は炎上する性質により気は上昇して胃を突き上げるのです。それが、つわりとなって現れるというわけですね。
つわりのひどい人というのは、この木と火の上に突き上げる気が強すぎるか、胃の弱い人、もしくはその両方をもっている人ということになります。
ですので、つわりの対処法としては木の気、「つまり肝のたかぶりを沈め、胃のはたらきを高めることになります。
肝の気を静めるには、足の親指の爪の生えぎわの真ん中にお灸をするのがよいですね。
ここはちょうど、
陰白と
大敦との真ん中にツボを取ります。
それから、肝の気がたかぶって首筋が緊張していますので、もみほぐしてもらえるとよいですね。
そして、胃のはたらきを高め、つわりを解消するには、裏内庭(うらないてい)にお灸をするのが効果的です。
裏内庭は、足の第2番目の指(足の人差し指)を折り曲げて、その指の裏面が足の裏で指の付け根あたりに付くところ、もしくは付くであろうところに取ります。
もし、お灸が難しいようなら、指で指圧するのもよいですよ。
ところで、妊婦さんのお話を聞いていると、
「一人目のときは、ほとんどつわりはなかったのに、今度の子のときには、こんなにつわりで苦しむなんて…」
なんておっしゃることがあります。
お母さんと子どもとの相性が妊娠のときから現われているのでしょうか?たとえば、今年生まれるお子さんは二黒土星体質になりますが、お母さんが一白水星生まれの体質ですと、子の土に母の水が抑えられる“土剋水”という関係でつわりがひどい場合があります。お子さんとお母さんとの関係が相関係ですと、つわりが軽い場合がありますね。
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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか?
- 2007/09/22(土) 22:28:33|
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さて、今回から何回か、妊娠について考えてみたいと思います。
女性の気は内向的で、外から内に向かって、つまり陽の経絡から陰の経絡へ、陰の経絡から五臓へと注がれます。そして、五臓の気が充実すると、余った気は腎に貯金され、腎が充実し、その結果として排卵します。
排卵すると、さらに内向する気の傾斜が強まり、よりいっそ気が内向し、その結果として基礎体温が上がるわけです。
つまり、基礎体温が上がることは妊娠の成立に必要だということですね。
ですから、子宮が冷えてしまっていると、妊娠は成立しにくいということですから、東洋医学による不妊治療では、おもに気の巡りを良くし、冷えを除いて、妊娠の成立しやすい体内環境を整えるということになります。
その子宮の冷えを除くツボが
三陰交です。ここにお灸をすることで、陽の経絡から陰の経絡に向かう気を促進し、冷えを除くことができます。
三陰交は、その名のとおり足の三つの陰の経絡が交わるところというツボです。
妊娠が成立すると、さらに内向する気の傾斜が強まり、そのため基礎体温が上がります 内向する気は、足の陰の経絡を通じて五臓の気を満たし、そして腎を充実させ、子宮を養い育てます。そのため、足の三つの陰の経絡が交わる
三陰交は重要なポイントと言えます。
もし、この三陰交に強い刺激を加えて気の巡りを阻害してしまうと、子宮を養い育てることが難しくなり、ひどい場合には堕胎してしまうこともあります。
そのため、妊娠初期には、この三陰交への鍼などは控えたほうがよいとされているのです。ただし、胎盤ができ安定期になれば、まったく問題はありません。
それで、安定期に入ってからは、
三陰交へのお灸は、むしろ子宮を養い育てる気を高めますので、安産のためのお灸(安産灸)になるわけです。
この安産灸を続けていると、マタニティライフが順調であるだけでなく、お腹の中の子どもも元気になります。
お腹が大きくなってきて、ご自分で三陰交にお灸がしにくくなってきたら、ご主人にやっていただくと、夫婦の一体感がよりいっそう強まり、妊婦の精神状態も安定しますからお勧めです。
お灸はつぼ灸ネオがお勧めです。
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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか?
- 2007/09/15(土) 00:25:14|
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このブログへの訪問、ありがとうございます。
さて、このブログでは一般の人にも広く東洋医学の知識を知ってもらい、自らの健康の促進にお役に立てればと考えています。
もちろん、できることや、できる範囲には限界があります。その限界を超えたときは、鍼灸院での治療を受けられることをお勧めいたします。
そこで、まずみなさんがご家庭で、できることとして、このブログではお灸をお勧めしていますね。
そこで、」前回のブログでご紹介しました、株式会社メイプル名古屋で、一般の人でもお灸などを購入していただくことができます。日本どこでも郵送していただけます。(7,000円以上は送料無料)
そのメイプルの岡部さんのご好意によりまして、このブログをごランになったことをお伝えいただくと、多少お安くしていただけるとのことです。
そこで、今回はパイオネックスという鍼シールを使ってツボに貼っていただく肩こりの治療を紹介します。
このパイオネックスは一つずつ密閉されていますので、とても衛星的になっています。
鍼の長さは0.6mmか、0.9mmのものがよいですね。
このように大変に短い鍼を、圧して痛いところに貼るだけです。もしシールがかゆくなったりしたら、すぐにはがしていただけばよいです。そうでなければ、一週間ほど貼ったままで、持続的な効果が期待できます。
肩こりのツボですが、以前にご紹介しています。
→
第8話 息することは生きすること ここで紹介されている三つのつぼにパイオネックスを貼っていただくとともに、肩の凝ったところ、圧して痛いところを数か所選んで貼っていただくと、さらに効果的です。
パイオネックスのご注文は、
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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか? [第54話 ご家庭で簡単にできるはり治療]の続きを読む
- 2007/09/13(木) 11:16:07|
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さて、前回は膀胱からのおしっこの排泄をうながすために肺のはたらきを助けてあげることが大切だというお話をしましたね。
それで、お手洗いに行かれたときに、排尿の瞬間、呼吸がどうなっているか観察してみましたか?
そうですね。息を吸ってから、吐くときに排尿しますよね。
息を吐ききったところでは出ませんね。
それから、大便をするときのように、息を吸ってから、息を止めて力むこともないですよね。
おしっこがスムーズに出るためには、空気が出入りすることが大切なのです。
それは、ちょうどしょう油さしや、きゅうすのふたにあながあいているのと同じしくみです。つまり、しょう油さしも、きゅうすも空気が入らないと出が悪くなってしまうのです。
この空気の出入りするあなに相当するのが、人体では肺というわけです。
結婚式の披露宴でのスピーチの前などで、精神的に緊張していると、お手洗いが近くなるなんてことがありますよね。そんなときは、緊張のために呼吸が浅く、短くなっているので、それが膀胱に影響して頻尿になるわけです。
ですから、深呼吸をすることで気持ちも落ち着きますし、お手洗いにすぐに行きたくなるのを抑えることができるわけです。
とくに、尿意を生じてお手洗いに行きたくなったときに、すぐには行けない場合、深呼吸をして息をフーウっと吐ききると、尿意が一瞬消えます。
それでも、男性の場合は、やはり頭の中は、“おしっこ、おしっこ、おしっこ…”になりますね。
女性の場合は、
「いまは忙しいから、後にしよう!」
と思ってお手洗いに行くのを後回しにしたら、忘れてしまうことも少なくないのです。
ここが男女の大きな差異かもしれないですね。
鍼灸治療を受けられる患者さんの中には、足がむくんでいる人、体が全体的にむくんでいる人など、水の滞っている人が結構います。
そんなとき、
「お小水のほうはどうですか?」
と尋ねると、
「普通です。」
という答えが返ってくることがすくなくありません。それで、
「普通って、一日何回ぐらいですか?」
とさらに尋ねると、
「一日3回です。」
なん答えが返ってきたりします。
やはり、排尿回数が一日5回以下では少ないですよね。
それなのに、水分摂取でガブガブと水分を摂取していると、体に水が溜まり、水太りになってしまいます。
こういう人のダイエットは、とにかく、余分な水分をおしっことして排泄するようにしてあげることですから、治療はやさしいですね。
ツボでは、おへその上指一本半ぐらいのところに
水分というつぼがあります。
それから、肺経の
尺沢が肺の気を助けて排尿をうながしてくれます。さらに、
三陰交も水の流れを良くしてくれます。
ぜひ、これらのつぼにお灸をしてみるとよいですね。
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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか?
- 2007/09/10(月) 07:23:03|
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さて、最近、何人かの患者さんで、
「背中の吹き出物で困っています。」
という人がいました。それで、今日は“背中の吹き出物”についてお話したいと思います
まず、背中ですが、ここには足の太陽膀胱経という経絡が通っています。
そうです。その名のとおり、膀胱に所属している経絡です。
膀胱というところは、身体で不必要になった水分を貯めておき、尿として排泄するところです。
その膀胱に所属する膀胱経が通っている背中に吹き出物ができるということは、おしっこの出が悪いことも含めて膀胱からきちんと不必要な物が排泄しきれていないということになります。
きちんと排泄されない不必要な水分は、身体にとっては毒素であり、やはりどこからか排泄しようと、背中の皮膚に出るというわけです。
ですから、こういう人の場合には、膀胱のはたらきを助ける必要があります。つまり、おしっこの出をよくするということです。
そのために大切なのが肺のはたらきです。
「えっ!腎臓じゃないんですか?」
と思われるかもしれないですが、東洋医学では、膀胱からのおしっこの出をうながしてい
るのは、肺の呼吸の気によると認識しています。
今度、お手洗いに行かれるときには、排尿のときに呼吸がどうなっているのか、意識して観察してみてくださいね。
それで、肺のはたらきを助けて、きちんと毒素を排泄できるようにするにはどうしたらよいでしょうか?
それには、銀杏が効果的です。
銀杏の効能の一番は、なんと言っても肺を温め、せきやぜんそくを静めることです。
そして、肺のはたらきを助けるので、頻尿にも効果的です。
でも、銀杏の食べすぎは中毒になりますから、子どもは5こまで、大人でも一度に20こ以上も食べるのはひかえましょう。
それから、以前にも何度かご紹介していますが、はと麦もよいですね。
ところで、膀胱のはたらきが悪くて毒素が排泄しきれずに溜まっているというのは、精神面もかかわっています。
そういう人では、家では捨てるに捨てられないで放置しているものが多くあるのではないでしょうか?精神面というより、性格的な面かもしれないですが、この
「捨てるに捨てられない。」、
「いつか必要になるかもしれないから取っておこう。」
という一面が身体では膀胱に影響することもあるわけです。
ですから、背中の吹き出物でお悩みの方は、これまで捨てるに捨てられないで貯め込んでいた物を思い切って処分してみるのもよいと思います。
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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか?
- 2007/09/08(土) 16:41:06|
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