気の医学講座

日常の出来事、鍼灸・東洋医学の治療など、さまざまな観点で気について取り上げてみたいと思います。

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第69話肝っ魂(たまの大きい人

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 さて、いよいよ今週の土曜日からは中日vs日本ハムの日本シリーズが始まりますね。
 初戦のマウンドに立つピッチャーは、大変なプレッシャーではないかと思いますが、プレッシャーを跳ね返すだけの肝っ魂(たま)のすわっている人にこそ、勝利の女神はほほ笑むのでしょうね。
 そこで、今回はこの“肝っ魂(たま)”の意味についてお話してみたいと思います。
 
 肝臓には肉体活動を主宰する魂(こん)といわれる精霊がやどっていると、東洋医学では認識しています。
 この魂(こん)は、闘争心という精神力をもっています。そのため、肝臓が強い人は、積極的に相手に立ち向かい、ここぞというとき、あるいはいざというときに集中力を発揮して身体能力を最大限に引き出すことができるわけです。
 これが“肝っ魂(たま)”です。

 この肝っ魂(たま)というのは、どこにあらわれるのでしょうか?
 東洋医学では肝臓のはたらきがあらわれるのは目だと言っています。
 目の大きい人では肝臓が強く、そして肝臓にやどる魂(こん)が旺盛な人では目は輝いています。

 ピッチャーとバッターの対決において、その勝負は、東急の直前、ほんの一瞬のあいだ、どちらの目の輝きが勝っているかで決まると言えます。
 日本シリーズをご覧になられる方は、選手の目に注目ですね。

 肝っ魂(たま)の小さな人というのは、いわゆる気の小さい人ですし、肝臓のはたらきが高ぶっている人では、肝臓にやどっている魂(こん)が暴走して他人に対して攻撃的、暴力的になります。

 そういえば、交通事故を起こして脳死した人がドナーカードを持っていて、その人の「肝臓が、あるおばあさんに移植されたそうです。
 交通事故を起こした人ですから乱暴な運転をしていた人のようで、その肝臓を移植されたおばあさんは、もともとはおとなしい性格の人だったそうですが、移植後は乱暴な性格になったそうです。
 肝臓を移植すると、肝っ魂(たま)まで一緒に移植されるのですね。
 東洋医学で言っていることはまんざら仮説でもないようですよ。
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  1. 2007/10/25(木) 22:48:53|
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第68話 来年によい芽を出し、よい花を咲かせるために

 このブログへの訪問、いつもありがとうございます。
 さて、前回は、鍋料理のお話でしたね。
 昨日は“土用の入り”で、秋の土用という季節に入りました。
 土用というのは、前にも書きましたが、→第46話 土用のうしのうなぎ
立春(2/4)・立夏(5/6ごろ)・立秋(8/8ごろ)・立冬(11/8ごろ)のそれぞれ前18日間を言います。
 ですから、いまはちょうど立冬の前18日間にあるわけです。
 土用の間は内臓では脾胃という消化器のはたらきが旺盛となって栄養を摂取しますが、これは次の季節、つまり冬に備える準備期間というわけです。

 そして、今日はちょうど丑(うし)の日ですから、“土用のうし”の日です。
 一般的には、7月の終わり、つまり立秋の前18日間の土用の間の丑(うし)の日しか、土用のうしのうなぎを言わないですね。でも、年4回やってくる土用のあいだに何回も丑(うし)の日がありますから、うなぎ屋さんは、これを宣伝に使わない手はないと思いますよ。
 
 それはともかくとして、この土用の時期に摂取する栄養は来年に活動するためのエネルギーの源になります。
 “一年の計は元旦にあり”と言われますが、“来年の計は秋の土用にあり”と言ってもよいと思います。
 私たちは、自然と切り離された生活になっている側面がありますので、ピンとこないところもあると思いますが、くまやヘビなど冬眠をする動物を見ればわかると思います。
 これらの動物は、いまの時期に食べ物を摂取して栄養を蓄えます。この栄養は冬を越すためばかりでなく、来年の活動を支えるエネルギーの源になるわけです。
 冬眠するためには栄養を蓄えなければならないのですが、冬眠の間は、体の機能は相当に低下しますから、それほどエネルギーを消耗することはないのです。
 むしろ、冬眠から目覚めてからの活動に必要な栄養として蓄えていると言えますね。

 人間の体では、6月22日ごろの夏至を過ぎてから12月22日ごろの冬至に至るあいだは、気は内向して五臓に注ぎ、五臓の気が充満して余った気は腎に先天の気として蓄えられます。植物では実を実らせて種を作るためのはたらきと同じですね。
 これが12月22日ごろの冬至を過ぎて6月22日ごろの夏至に至るあいだは、今度は気は外に向かいますから、腎に蓄えられた先天の気は活動する気として使われることになるわけです。これは植物では、種から芽が出て葉を広げ、花を咲かせるのと同じですね。
 
 ですから、来年に良い芽を出し、よい花を咲かせようと思えば、いまの時期に良い種を作ることが必要だということになりますね。
 良い種を作るとは、バランスよく何でも食べて栄養をしっかりと摂り、昼より夜の時間が長くなるこれからの時期にはしっかりと睡眠をとること、そして来年の目標(志し)をしっかりと持つことが大切だということです。
 目標(志し)がしっかりとしているためには先天の気が満たされていることが必要ですから、栄養と睡眠がきちんと保たれていて、初めて目標(志し)が定まり、それがあって人生を豊かにするヒトリひとりの花を咲かせることができるのです。

 2月・3月に花粉症に悩まされる人は、先天の気が不足していますから、前回お話したように、鍋のスープや根菜類の煮汁を摂取し、睡眠をしっかりととることが養生になります。
 すべてをそうすることは難しいこともありますが、自然の気のサイクルに従うことが健康回復の用件になるということですね。
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第67話 鍋料理の季節になりましたね

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 さて、最近は朝晩は少し肌寒くなって秋の深まりを感じる季節になってきました。
 そうなると、これからは鍋のおいしい季節ですね。
 この鍋料理というのが、東洋医学的に見ても、大変にすばらしい料理なんです。
 それを、今日はお話したいと思います。

 鍋にはお好みでお魚、お肉、お野菜、海藻など何でも入れますね。
 これらを煮ることで、それぞれの素材から“だし”が出ます。

 このだしは、鍋に入れたお魚やお肉、お野菜と一緒に食べます。そして、最後には、ごはんを入れて、雑炊(ぞうすい)にして残さずに食べてしまいますね。これは、とっても合理的な料理ですよね。
 この“だし”こそが腎のスタミナをアップさせる元で、東洋医学では塩辛い味と言っています。
 
 この“だし”というのは、決してそのものをそのまま食しても、吸収されることのない成分なのですが、煎じることによって湯の中に溶けだし、それを容易に摂取することができ、それが経絡を巡って臓腑(内臓)に注ぎ、臓腑(内蔵)を温めます。
 ですから、冬の寒さに耐えるスタミナをつけることができ、体を芯から温めることができるわけです。
 
 ですので、体が芯から冷えやすい人、夜眠れない人、疲れやすく、すぐに腰にくる人、抜け毛が多い人など、つまり腎のスタミナが低下している症状をお持ちの方には、この鍋料理のだし汁を薬と思って飲んでいただくとよいと思います。
 大根やゴボウ、レンコンなどの根菜類を煮込んだ煮汁を飲んでいただいてもよいです。
 とくに、花粉症やぜんそくなどのアレルギーをお持ちの方にはレンコンを煮込んだ煮汁が効果的です。
 また血圧の高い人には、根菜類にシイタケを入れて煮込んだ煮汁がよいようです。
 このように、食べるものは、すべて薬になるわけです。これが、“医食同源”ですね。

 これはちょうど、漢方薬の生薬(しょうやく)を煎じるのと同じです。
 湯で煎じることで、生薬から“だし”が出るわけです。
最近は、漢方薬もエキス剤と言って、インスタントのお薬が主流になっていますが、やはり生薬を煎じるほうがよいことがわかりますね。
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  1. 2007/10/20(土) 23:35:54|
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第66話 けがの功名

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 さて、人体には経絡と呼ばれる気の流れるルートが、“環(たまき)の端(はし)無きが如(ごと)し”と言われるように、一連なりで上下・左右・内外を循環しています。
 人体を循環するこの経絡は、経絡図では細い線で描かれていますが、じっさいには、ある程度のふくらみと広がりをもっています。
 そして、その経絡を循環する気は、人体内の内臓(臓腑)と体表の組織を連絡しているだけでなく、外界にも気を放射し、外界とも交流しています。

 その気の交流が、いわゆる“類は友を呼ぶ”と言われるものですね。
 これは経絡を循環する気の波長が同じ気の波長をもつものを引きよせるということです
 つまり、気の理論から言えば、これは“同気相引く”ということなのです。

 今日は、このことを前提に、“けが”について考えてみたいと思います。
 結論から言えば、偶発的と思える事故によるけがですが、それは偶然ではなく必然であり、経絡を循環する気の不調和によって引きよせられたと言えるのです。
 たまたま、そこをけがしたのではなく、そこが悪いために悪い気がけがを引き寄せたというわけです。

 たとえば、こんな人がいました。
 二人で大きな楽器を運んでいたら、相手の人が不注意で手を滑らせ、自分の足の小指の上に、楽器を落とされてしまい、足の小指を骨折したそうです。
 本人は、
 「相手の人の不注意で、ひどい目にあった。」
ということでしたが、足の小指のところには、膀胱経とよばれる膀胱に所属する経絡が通っています。

 そこで、気の理論からみれば膀胱経が引き寄せたアクシデントとみることができるわけです。
 それで、
 「最近、おしっこの出はどうですか?」
と聞いてみると、
 「そういえば、最近、おしっこの出が悪く、夜中も何回もトイレにいくことがあります。」
とのことでした。

 本人は、けがをしたことと、おしっこの出が悪いことは別の問題と思っています。それは、だれでもそうですよね。
 そして、もちろん骨節の治療となりますが、骨節が治っても後遺症が残るなんてこともありますよね。
 それは、骨節を引きよせた身体の不調和、とくに膀胱経の異常に気づかず、膀胱経のはたらきが回復していないということなのです。
 ですので、けがをけがと思わず、そこからメッセージを受け取ることが大切です。 

 ここで、自分の身に置き換えて考えてみましょう。
 先に述べたように、けがは自分が引き寄せたということですから、
 “けがをしたのは相手の不注意ではなく、すべては自分自身が悪いのですよ。”
と言われたとすると、怒ってしまう人もいるかもしれないですね。

 ここで、自分の身に起こった出来事を受け入れられるかどうかが試されます。
 もし、経絡を循環する気の波長が低いと、原因を外発的な要素にしかとらえられないのです。こういう人に対しては、仲間同士でも、
 「相手の不注意が原因で、ひどい目に遭ったね。」
と同調してあげることが必要です。
 けがをすると、けがの患部は外科で処置していただくことになりますが、けがを引きよせた経絡の不調和ははり・きゅうの治療対象になります。
 はり・きゅう治療で循環する気の波長が向上してくると、けがからのメッセージを素直に受け取ることができるようになります。ですので、心と体をみつめることができるというわけです。
 けがというのは、“そこを治療しなければいけないですよ。”
ということを気づかせてくれているわけです。
 これが、けがの功名ですね。

 今回の気の理論、すなわち“同気相引く”は、心理学では、シンクロニシティとよばれています。これについても、100万部超のベストセラー『鏡の法則』の著者・野口嘉則さんがポッドキャストで紹介しておられます。
 シンクロニシティについてお知りになりたい方は、
「野口嘉則の “幸せ成功法則”」をお聞きになっていただくとよいですね。

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第1話 太る体質、やせる体質は何に由来するのでしょうか?
  1. 2007/10/09(火) 21:49:12|
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第65話 ガンコさは禁物

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 さて、私たちが立ったり、歩いたりするうえで、膝(ひざ)はとても重要な役割を果たしていますよね。
 膝(ひざ)を痛めていると、立ち上がるにも、また歩いたり走ったりするにも支障をきたします。
 しかし、その膝(ひざ)というのは、一方向にしか曲げたり伸ばしたりできないという、極めて運動範囲の狭い関節でもありますね。

 じつは、ここに膝(ひざ)の関節に特徴的な“意志”が存在していると、みることができるのです。

 私たちは、歩いているとき、膝(ひざ)の関節を曲げたり伸ばしたりしながら、前へ進んでいます。つまり、前へ進むという方向性は、膝(ひざ)の“意志”なのです。
 また走っているときに、さらにスピードをアップしようと思えば、膝(ひざ)を、より高く上げることになります。

 この膝(ひざ)ですが、ここには胃に所属する胃経とよばれる経絡が通っています。
 ということは、膝の曲げ伸ばしの動きは胃と関連しているということですね。
 胃は意(意志)に通じるということにもなりますね。
  
 相手との力関係において、自分の意志を曲げなくてはならないときに、
 “膝(ひざ)を屈する”
という表現がありますね。
 これも、膝(ひざ)と意(意志)との関係を表しています。
 
 以上のことを踏まえて考察してみると、慢性的に膝(ひざ)が痛むという場合、それは自分の意志にそわないことを強いられたか、自分の意志を曲げなくてはならない状況を受け入れられていないかといった精神状態が反映されたものとみることができます。
 もっとわかりやすく、一言で言えば、“ガンコ”ということですね。

 そう言えば、膝(ひざ)の悪い人では甘い物の食べすぎは、太ももの内側の筋肉(内転筋)を硬くしてしまって、悪化させます。
 でも、そういう人では、
 「甘いものは控えたほうがよいですよ。」
と言ってもガンコですから聞いてもらえないことが少なくないですね。

 胃と脾のはたらきが悪くなると、偏食します。偏食は考え方の偏りをまねきますから、そのため偏った意志が作られることになるわけです。
 この偏った意志というのが、胃と通じる膝(ひざ)の関節の動きに影響し、痛みを表すことになるわけです。
 ですので、偏食をなくし、バランスよく何でも食べることが、いかに大切であるかがわかると思います。ガンコさは禁物ですね。
 これも、膝(ひざ)の痛みからのメッセージとして素直に受け取り、無意識の内にあった自分の意志に気づいて意識科していくことが治療の第一歩です。
 そのうえで、膝のお皿の少し上で、外側と内側にある二つのツボにお灸をしてみてはいかがでしょうか?
 一つは、胃経のツボで、梁丘と、もう一つは脾経のツボで、血海です。
 膝(ひざ)のお皿の上の外端から指を三本並べて上に上がったところに梁丘を取ります。
 そして、その梁丘と同じ高さで、膝(ひざ)のお皿の上の内端から上がったところに、血海を取ります。
 お灸は「つぼ灸ネオ」がお勧めです。
 「つぼ灸ネオ」のご注文は、株式会社メイプル名古屋まで。
 「佐伯先生のブログを読みました。」
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  1. 2007/10/08(月) 10:02:36|
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第64話 正しさよりも楽しさを!

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 さて、今回は鼻について考えてみたいと思います。

 ご存じのとおり、鼻というのは呼吸器の入り口ですね。
 体外から、酸素を取り入れ、肺においてガス交換をおこない、静脈血から出た二酸化炭素を対外へ排出します。
 でも、鼻から入る空気は酸素ばかりではないですし、出る空気は二酸化炭素ばかりではないですよね。
 
 ここで、吸い込む空気と吐き出す空気の組成をちょっと見てみましょう。
 吸気…窒素79%、酸素20.94%、二酸化炭素0.03%
 呼気…窒素79%、酸素16.55%、二酸化炭素3.8%

 これを見ると、吸い込んだ酸素をすべて体内に取り入れているわけではないですね。
  それだけ見ると、効率の悪い作業のように思えるかもしれませんが、これは車のハンドルの“あそび”の部分と同じです。
 また吸い込んだ分だけ取り入れていたら、地球全体の空気の組成バランスもくずれてしまいますよね。
 やはり、人間をはじめ生物は、無意識のうちに、地球全体で一つとしての生命体としての役割を担っているような気がします。

 さて、東洋医学では、鼻は肺に通じる窓だと認識しています。
 肺は秋の気に通じていて、必要なものを集めて実を結び、不必要なものは枯らしていきます。そのため、肺は、良否を決める性質をもっています。
 つまり、良いものと悪いものの白黒がはっきりとしていて中間がないということです。
 でも、最初に書いたように、実際にはその良否は厳密ではなく、“あそび”があるわけです。
 逆に言えば、無駄と思えるような“あそび”がないと、その良否は厳密過ぎて、余裕がなくなってしまい、バランスを欠いてしまうことになるわけです。

 つまり、慢性鼻炎やちくのう症などをかかえている人というのは、白か黒かはっきりすべきだという良否判断の厳密な人だと言えます。そのために、呼吸や意識において自分自身もつらいはずなのです。
 その鼻症状からのメッセージを受け取り、無意識にある自分の良否に対する厳格ささに気づき、世の中にはグレーもあるということを悟り、中間を認めることができると、もっと楽な生き方、楽しみ方ができるのではないかと思います。
 楽な生き方、楽しみ方ができる人の鼻は呼吸もスムーズで、ゆったりと呼吸をしています。

 そこで、今日は最後に、正しさを主張するより、楽しさを主張する生き方を教えてくれるサイトを紹介したいと思います。
 100万部超のベストセラー『鏡の法則』の著者・野口嘉則さんが肉声で語るポッドキャスト、「野口嘉則の “幸せ成功法則”」をお聞きになられることをお勧めいたします。
「野口嘉則の “幸せ成功法則”」

 慢性的な鼻の症状でお悩みの方、これからは、正しさを主張するのではなく、楽しさを主張してみてはいかがでしょうか?
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  1. 2007/10/07(日) 13:57:39|
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第63話 口内炎から受け取るメッセージ

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 さて、口内炎でお悩みの方も少なくないと思います。
 そこで、今回は口、とくに口内炎について考えてみましょう。

 口内炎とは、口の中の粘膜に炎症が起きた状態を言います。口と言っても、比較的広い範囲に炎症が発生したもので、これには口の中に問題がある場合と、全身的・精神的な要因で発症する場合とがあります。

 現代の医学から見れば、口内炎は口の中にできた炎症の総称ですから、分類すると多くのものがあります。
 しかし東洋医学では、炎症の細かい違いよりも、むしろ炎症の特徴と、口や舌という症状の発言している部位から考察することになります。
 
 口は食べ物を取り入れて噛み砕き、それを胃に送ります。これは外から中に向かって入っていきますね。
 ですので、東洋医学では、口は脾(膵臓)、つまり消化器のはたらきに通じる窓だと、とらえています
 ここで、食べ物というのは、じっさいの食べ物だけに限ったことではありません。
 生活環境や職場環境、人間関係など、それらはすべて自分が受容していくことですね。この受容することも消化です。ですから、自分が受容することは食べ物と同じとみるわけです。
  口の中に問題を生じたということは、一つには、この脾の消化するはたらき、つまり受容するはたらきがうまくいかず、たとえば人間関係など、うまく飲み込めていないということの表現という場合があります。

 それと、もう一つ口には言葉を発するというはたらきがありますね。これは中から外に向かって発せられます。そのさい、舌ベロの動きが大きな役割をもっています。
 東洋医学では、舌は心のはたらきに通じる窓だと認識しています。
 心の中にやどっているとされる神(精神)が、
 「こんなことを言うべきではない。」
というような思いに縛られ、言葉を口の中で詰まらせ、自分の気持ちを押し殺してガマンをしてしまっている状態が口内炎として現れている場合もあります。
 とくに、こういう場合では、だれに対してガマンしているかというと、配偶者や親など、身近な人であることが多いように思います。

 そして、反復して何度も口内炎になる人では、いわゆる“くせ”になっているわけですから、無意識のうちに気持ちが追い込まれ、心の神(精神)にゆとりがもてない状況になっているということです。
 “くせ”を治すためには、まず自分の“くせ”を知らなければ治すことはできません。
 それと同じように、自分の無意識の内にある思い込みに気づき、自分のこころのあり方をみつめ、口内炎から発せられるメッセージを受け取ることが必要です。そして、気持ちの持ち方を変えることで、心や脾にかかっていた負担はずいぶんと軽くなると思います。
 これを、“無意識の意識化”と言います。

 そのうえで、治療は消化器のはたらきを整え、脾の受容する力を高めます。
 そして、心の神(精神)は、肺の呼吸のはたらきによって助けられるので、呼吸を高め心にかかっている負担を軽くしてあげることが必要です。
 これからの季節は、紅葉を見に山に出かけたりするのもよい方法ですね。山の新鮮な空気を吸うことで肺のはたらきが高まり心の神(精神)が満たされます。
 そして、山で食べると、何でもおいしくいただけますね。
 そんなときは、脾の受容する力がアップしたというわけです。
 ほかには、お部屋の模様替えなども、脾の受容する力をアップさせるのみ効果的です。 
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  1. 2007/10/06(土) 16:24:00|
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第62話 耳鳴り・難聴に効果的なツボ

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 さて、前回は突発性難聴についてのお話をしましたので、今回はその耳鳴りや難聴に効果的なツボをいくつか紹介したいと想います。
 前回もお話しましたが、突発性難聴は現代の医学でも、発症から一ヶ月が大切になります。ですので、病院を受診し治療を受けられ、治療効果があまり期待できないと想われた場合は、すみやかに鍼灸院を受診されることをお勧めいたします。
 そして、その補助的な手段として、以下のツボへの治療を試みられることがよいかと思います。
 また老年性の耳鳴りや難聴の場合は、家庭療法として症状の軽減を目的にお試しいただければよいですね。

 それでは、まず翳風(えいふう)天ようの二つのツボを目安に、そのあたりを指先でさぐっていただき、耳鳴りの音が治まるところがないかどうかを探してみてください。
 耳鳴りが治まるところがあれば、そこにパイ於ネックスというはりシールを貼ってください。
 耳鳴りがなく、難聴だけの場合は、そのまま二つのツボの場所を取って、パイオネックスを貼っていただけばよいですね。

 それから、外関腎兪(じんゆ)にお灸をしていただくと、さらに効果的です。
 お灸はつぼ灸ネオがお勧めです。

 パイオネックスとつぼ灸ネオのご注文は、株式会社メイプル名古屋まで。
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  1. 2007/10/01(月) 16:27:36|
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