気の医学講座

日常の出来事、鍼灸・東洋医学の治療など、さまざまな観点で気について取り上げてみたいと思います。

第84話 病気から何を学びますか?

 このブログに訪問いただき、ありがとうございます。
 さて、東洋医学の思想は気を基礎として天地人の三才思想を根幹にしていることは
、たびたびお話していますね。
 天は気、地は形、人は質をそれぞれ表しています。

 天は大いなる宇宙であり、宇宙は夜空に見えるように、天の気に応じて私たちは夜には眠りにつきます。そして、睡眠をとることで、天の気は十万されます。これが先天の気です。

 次に地は形です。肉体という形あるものを養うのが食物です。母なる大地の恵みとしての食べ物によって形は養われます。これが後天の気です。
 
 それでは、人の“質”とは何を意味しているのでしょうか?
 結論から言えば、質を決めているのは清か濁かです。
 つまり、清いものは質がよく、濁っているものは質が悪いということです。

 それで、人の体では、その質を保つために、大小便によって濁ったものを対外に排泄して、心体の清浄を保っているわけです。これが三焦の気です。

 これで、天は先天の気で睡眠、地は後天の気で食事、人は三焦の気で排泄というわけです。

 ですから、小便の出が悪いとか、便秘であるというのは、濁ったものを十分に排泄できていないわけですから、心体は濁って汚れていくことになるわけです。

 それでは、“清濁”を分離しているところはどこでしょうか?
 東洋医学では、それは小腸です。

 小腸は胃で消化されたものを、清濁に分離し、濁ったもののうち、固形物は大兆、
水分は膀胱にそれぞれ送って排泄しているとみています。

  この小腸における清濁の分離を支えているのは、小腸と表裏関係にある心臓の陽気です。
 
 気には同じ波長同士が引き合うという性質、“同気相引く”という性質があります。
 ですから、心の陽気が清いほど、省庁で清いものを引っ張り、清濁が良く分離されるということになるわけです。

 反対に、心の陽気が濁っている、つまり怒り、憎しみ、恨み、妬み(ねたみ)、悲しみ、不平不満、愚痴などの精神感情によってもたらされるマイナスの気は、小腸で濁を引き、清濁の分離がうまく行えなくなってしまうのです。

 そのため、大兆や膀胱からの濁なるものの排泄がうまくいかず、ますます心体は濁ってしまうことになるわけです。

 このようにして、心体の濁った気は、気の流れを滞らせ、そして、同気相引くことによって病気だけでなく、悪い状況を引き寄せてしまうことにもなるのです。 

 (あの人のせいでこうなった。) 
というひとがいますが、

 病気というのは、だれのせいでもなく、自らの心がひきよせたということなのです。


 心の陽気が清いというのは、素直に喜び、人を愛し、すべてに感謝し、何事も許すことができる心です。

 だれにでも、“許せない”ことってありますよね。
 私も修行中の身ですから、えらそうなことは言えませんが、許せない出来事があったときは、許せるかどうかが試されているんだなって思います。
 無条件で許すことはできなくても、許すことができたら、気の波長は上がり、いまより、清い気になるので、次にはその気が良いことを引き寄せるということになるわけです。
 そうすると、心からすべてに感謝できますね。

 このようにして、健康であるか病気になるかは、その背後にその病気を引き寄せた、その人の心の質がかかわっているわけです。
 現代は、病気の根っこに心の状態が深くかかわっていることが少なくないですね。
 病気も、自分の身に起きた出来事も、自分の心によって引き寄せられ、そして心を映し出しているということが理解できると、そこから学ぶことも少なくないと思います。

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  1. 2008/04/26(土) 23:42:45|
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第83話 頭寒足熱は健康の指標です

 この部ログへの訪問、ありがとうございます。
 前回は天地人の三才をベースに、「3」という数字の波動を活用して、よい気のリズムに乗ることをお勧めしましたね。
 今回は、天地と人体の関係について話を進めたいと思います。 

 天地の間に存在している私たちは、天と地の気を受けて存在しています。
 ですから、東洋医学では天地の構造と機能が、そのまま人体にも及んでいるとみています。
 これを、天人合一思想と言います。つまり、これは天地宇宙と人体は一体であるというとらえかたです。

 それでは、具体的に、どんなところが天地の気と類似しているのでしょうか?

 天である大宇宙の気は、冷たい気です。これを寒と表現します。
 天はお父さんですから、お父さんは厳しく冷たい存在ということです。でも、最近はそんなことないかもしれないですね。
 
 もしかすると、天空を上がっていくと、太陽に近くなるので、温かくなるイメージがあるかもしれませんが、実際には標高が高いほど気温は低くなりますよね。ですから天は寒です。

 一方、母なる大地の気は温かいですね。これを熱で表現します。
 お母さんは優しく温かい存在ということです。やはり、現代は核家族化の中で、お母さんが天と地の両方の役割をしていて大変なのかもしれませんね。

 さて、人体を天地にわけると、頭は天円く天に応じています。足は地に着いて地に応じています。その境はおへそです。
 それで、頭は冷たく(寒)、足は温かい(熱)となっているのです。
 頭が冷たいというのは、頭の陽気、すなわち熱が下に下がって頭がすっきりしているということを表現しています。

 それで、これを頭寒足熱と言いますが、これは天地の気に応じている人体の健康の指標となっているのです。

 もし、天地の気に応じることができなければ、天である頭が熱く、足が冷えて寒となります。これが頭熱足寒で、いわゆる冷えのぼせです。

 繰り返しになりますが、健康であるということは、天地の気に人の気が応じていることであり、病気になるというのは、天地の気に人の気が応じることができなくなったということなのです。

 でも、天地の気に応じるとか、応じることができないとか言われても、ピンとこないですよね。
 それは、無意識レベル、つまり潜在意識のレベルで対応していることですから、私たちの意識で、どうこうするものではないのです。 
 これを、『老子』は「無為自然」と言ったのです。
 
 無為とは、ただ何もしないというのではありません。私たちの意識レベルでは自然に身を委ね、その中で人の気は絶えず積極的に天地の気に応じてはたらいているのです。
 これを、現代の医学ではホメオスターシスと言っています。

 これで東洋医学と現代の医学がつながりましたね。 
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  1. 2008/04/19(土) 11:08:01|
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第82話 “3”の波動を活用しよう

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 さて、前前回と前回にお話したように、私たちは天である大宇宙を基とし、そして母なる大地に足をつけて存在しているわけですね。
 これが、古代中国における“天地人の三才思想”です。

 天は一で無形の気であり、地は二で形であり、人は三で質です。

 “3”という数字を聞いたら、すぐにこの“天地人の三才”を思い浮かべてくださいね
  すべて物事は天地人の三才で完成しますし、天地人の三才で成り立っているのです。

 それでは、この“3”をどのように応用するかについて紹介しましょう。
 何か新しいことを始めたらまずは三日続くかどうかです。
 三日坊主というのは、三日続かないということです。

  時間の最低単位、最小の「区切り」は、“3”ということです。
つまり、「三日」・「三週間」・「三ヶ月」・「三年」が、ひとつの目安です。

 「三日」続けると、とりあえず「違和感」がなくなります。

 「三週間」続けると、「馴染んで」来ます。

 「三ヶ月」続けると、「型やフォーム」が固まって来ます。

 そして、「三年」で、それなりのものになるということになりますね。
 これが、“石の上にも三年”ということなのです。
 ですから、鍼灸師をめざす場合にも、専門学校は3年通わなくてはならないのです。
 

 また、鍼灸の治療を受けられる場合にも、最低三回は続けて治療を受けてみられることをお勧めいたします。
 鍼灸治療に通われる場合、多くは慢性病ですから、三週間、三か月という区切りも一つの目安になると思います。

 “3”という数字のもつ波動がリズム(流れ)に乗るということにつながっていま
す。
 新しく何かを始めようとする時、或いは人生に「流れ」を創ろうと想うとき、“3”を意識して、“3”のパワーを借りることです。
 これが無限の大いなる宇宙の気を受け、自らの可能性を広げ、夢を実現することにつながります。
 また、病気でお悩みの方においては、自らの内に潜み隠れている自然治癒力を活性化させ、健康と幸福を取り戻す基礎となるのです。
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  1. 2008/04/13(日) 22:27:38|
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第81話 大宇宙と潜在意識の関係は?

 このブログへ訪問いただき、ありがとうございます。
 さて、前回は私たちの生命は父母に由来し、その父母にもそれぞれ父母がいて…というように自分の生命を辿っていくと、宇宙の根源にまで遡ることになり、天地宇宙の気は父母を介して流れ注いでいるということをお話しましたね。

 天地の間に存在する私たちは意識を持っていますが、この意識について心理学で有名なユング博士は、
 「意識には、顕在意識と潜在意識があり、顕在意識は、ちょうど海面の上に見える氷山の一角であるのに対して、潜在意識は海面下に沈む巨大な氷に相当する。」
と言っています。

 これを言い換えると、顕在意識は母なる大地・地球に相当するのに対して、潜在意識は無限の大宇宙に相当すると言えるのです。
 母なる大地である地球は、私たちが肉体をもって存在している現実世界であり、これが意識の大半だと認識してしまいがちです。
 しかし、意識には顕在意識と潜在意識があり、潜在意識は顕在意識よりも遥かに大きな領域を占めているのです。
 つまり、潜在意識の領域は無限の大宇宙と同じように無限の可能性を秘めています。

 ところが、現実の 日常生活に追われるなかでは、天空の大宇宙に想いをよせることは少ないのではないでしょうか? 

 やはり、父なる大宇宙は実際のお父さんと同じように忘れられる存在なのかもしれないですね。

 そこで、大宇宙にロマンを求め、天からの気を受け潜在意識をめざめさせ、自らの無限の能力を開発してみましょう。

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  1. 2008/04/10(木) 20:13:22|
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第80話 天地宇宙の気と父母への感謝

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 さて、今度はイメージ力を使って心の視野を広げ、気についての認識を深めてもらいたいと思います。

 いま現在、このブログを呼んでいただいているので、みなさんは椅子に座って机の上にあるパソコンに向かっているか、携帯をご覧になっていることと思います。
 そのままの位置で、まず、軽く目を閉じて意識を眉間のところに置き、これから私が言うようにイメージしてみてください。

 最初に、まず自分を天上あたりから見下ろしているイメージをしてみましょう。自分の頭の上が見えると同時に、字分の周りに置いてある物などが見渡せると思います。普段、気がつかないでいたお部屋「が、ちらかっているのに気づくかもしれません。
 次に、もっと高度を上げて誤字分の住まいの上から見降ろすイメージをしてみましょう。誤字分の住んでおられる家の屋根が見えると思います。もしかしたらマンションの屋上が見えるかもしれませんね。
 辺りを見渡すと、近所の家家が立ち並んでいる様子が見えるでしょうか?もしくは、辺りは田んぼや畑に囲まれている様子が見える人もいるでしょうね。

 さらに高度を上げてみましょう。誤字分の住んでいる街全体が見渡せるでしょうか?空気が澄んでいて遠くまで見渡せるでしょうか?それとも、交通料が多く、空気は汚れているでしょうか?

 もっと高度を上げてみましょう。今度は日本全体が見渡せる高さまで上がってください。
 実際に日本全体を見渡したことがなくても、いままでに何度か日本地図をみたことがあると思いますの出、イメージすることができると思います。つまり、イメージ力は、情報量と比例するということですね。

 さらに高度を上げていくと、地球全体を見る事ができますね。
 私たちが住んでいる母なる大地、地球の姿はどんなふううに見えるでしょうか?

 「地球は青かった。」
というのは、有名な言葉ですね。
 
 これで宇宙まできてしまいました。これより上は無限に広がる宇宙の姿が続きます。
 ですから、これより上はないですね。

 ここで気づいてほしいことは、私たちの生命の根源が宇宙に由来しているということです。
 気は宇宙から派生します。宇宙の根源の気から星星が生まれ、私たちは母なる大地に個々の肉体をいただいて生存しているわけです。
 つまり、天である大宇宙を父となし、大地である地球を母として私たち人間は天地の間に存在しているということなのです。

 さきほど、気は宇宙から派生すると言いましたが、宇宙からの気は直接私たちに流れ注いでいるのではなく、実際の父母を介して流れているのです。
 ですから、気の流れのよい人というのは、父母に対して感謝の気持ちをもっている人であり、それは言い換えると“素直”な人ということです。

 自分を存在させてくれた父母にも、それぞれ父母がいて、またその父母にもそれぞれ父母がいて…というように私たちの命はずっと続いているのです。先祖を敬う気持ちも天地宇宙からの気が流れ注ぐために大切な心というわけです。

 もちろん、一つ屋根の下で暮らしているわけですから、いろいろなことがあると思います。
 でも、いま現在、命をいただいて存在していること、そのことは無条件で感謝できることではないでしょうか?

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  1. 2008/04/09(水) 22:43:26|
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第79話 イメージ力をアップさせる方法

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 さて、前回はイメージ力について簡単に紹介しましたね。
 今度は、こんな方法も試していただけたらと思います。

 まず、五円玉を用意してください。
 そのお金の孔に糸を結んで目の前に垂らしてください。

 そして、その糸の端を持った手は固定したまま、五円玉を見ながら、心の中で、
 “右向きに回ります。”
とイメージすると、五円玉は右向きに回ります。

 “大きく回ります”
とイメージすると、大きく回り、
 “小さく回ります。”
とイメージすると、小さく回ります。

 これが気のパワーです。

 「やってみたけど、そんなふうにはならない。」
という人もいると思います。
 その場合は、心の中で、“そんなことが起こるわけない!”
という意識が強くはたらいて気の流れを止めているのです。

 良いことも悪いことも、すべて自分がイメージしたように現実化します。これがマーフィーの法則です。
 それを認めるも、否定するのも、やはり自分の心のあり方なんですね。

 “自分には、これはできない。”とか、“無理だ!”なんていう意識をもっていると、自分の可能性にブレーキをかけてしまうことになるわけです。

 そんなことを確認する意味でも、五円玉を動かしてみてはいかがでしょうか?

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  1. 2008/04/07(月) 09:40:05|
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