気の医学講座

日常の出来事、鍼灸・東洋医学の治療など、さまざまな観点で気について取り上げてみたいと思います。

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第90話 気の流れる姿勢

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  1. 2008/06/28(土) 17:12:00|
  2. 鍼灸
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第89話 なぜ思い悩むのか?

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 さて、最近は、地球環境の問題がクローズ・アップされ、“エコ”という言葉を耳にすることが多くなりましたね。

 “エコ”と聞いていると、それは人間の“エゴ”じゃないのかと言いたくなってしまいます。言葉遊びのようにも聞こえますが、“エコ”と“エゴ”は、紙一重のようにも思います。

 その人間のエゴについてですが、これは英語のエゴイスティックからきた言葉で、日本語では自我と訳されています。
 この自我が、前回のお話にも出ました、東洋医学でいうところの、脾にやどる意なのです。意は、意見、意志、意識、意地などと使われますね。

 自我は自己中心的な考え方をしますが、それは脾が身体の中心・中焦に位置しているところからもわかりますね。
 自我が表面化すると、好き嫌いが激しくなります。

 理想的には、自我が成熟していくと、我(が)という他人と自分とを区別している壁がなくなり、宇宙と一体化していきます。これが悟りの境地とでもいうのでしょう。(とても程遠いのですが、めざしていきたいとは思っています。)
 ところが、自我の悪い面が現れると、自我はそのまま肥大しようとします。

 これは、脾に備わる智には分別智と無分別智があるということを前回お話しましたが、無分別智である真実の知恵によって自我は成熟し、分別智によって自我は肥大してしまうことになるのです。

 分別智は、目、耳、鼻、口、舌、意の六根から感覚された情報から、
 「これがよい。」とか、「これは悪い。」
 「これは好き。」とか、「これは嫌い。」
という思考や判断が生まれます。

しかし、それらの判断は、たいていは思い込みによるものです。
 たいてい、私たちは無意識のうちに、
 「…でなければならない。」
 「…すべきである。」
 「…すべきでない。」
 「…に違いない。」
などといった、あまり合理的ではない思い込みをもってしまっているのです。
 そして、その思い込みから外れたとき、その狭間で思い悩むことになるのです。

 たとえば、
 「コンビに弁当は健康に良くないので、食べるべきでない。」
という思い込みをもっていたとしましょう。(実際に、そういう思い込みを持っている人もいます。)
 そういう人が、ある会合で、昼食にコンビに弁当を出され、食べるに食べられないで、困ってしまうことになるのです。
 確かに、コンビに弁当は健康に良いとは言えないので、そのことに問題があるのではなく、
 「食べるべきでない。」
という思い込みが、あまり合理的ではないと言えるのです。

 そういう思い込みを持っていない人からすれば、会合で出された昼食のお弁当を
 <なぜ食べないのだろう?>
 <何を悩んでいるのだろう?>
ということになるのです。
 つまり、分別があるがゆえに人は悩まなくてはならないということなのです。

 もし、この場合でしたら、
 「コンビに弁当は、食べないにこしたことはない。」
という判断なら、会合で出された昼食のお弁当ぐらいは受け入れることができるので、悩まなくてもすむわけです。

 このように、思い悩む前提には、合理的ではない思い込みが隠れていることが少なくないですから、ご自分がどんな思い込みを持っているのか、ご自分のこころを見つめてみることが大切です。
 仕事でも、人間関係でも、
 「…であるべき」
といった思い込みをもっていることに気づくのではないでしょうか?
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  1. 2008/06/12(木) 07:24:57|
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