気の医学講座

日常の出来事、鍼灸・東洋医学の治療など、さまざまな観点で気について取り上げてみたいと思います。

第105話 自分の知らない自分

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 さて、あなたは、ご自分の身体について、どのくらい理解していらっしゃるでしょうか?
 

「自分の体は自分が一番よくわかっているんだから、ほっといてくれ!」
なんてセリフがありますね。
 
 でも、どうでしょう?
 自分の体は、自分が一番よくわからないんじゃないでしょうか?

 ですから、病院で検査を受け、その結果、初めてわかることって多いですよね。
 そこから、病院やお医者さんへの依存が生まれてくる人もいます。
 また反対に、病院で何か自分の知らないことを指摘されるのが怖くて、病院へいくのを躊躇される人もいらっしゃいますね。

 そのいずれが問題であるかというのではなく、いずれにしても、自分の身体に意識をはらい、もっと“自分の知らない自分”を知ることが大切だと思います。

 その意味では、病院での検査結果も、“自分の知らない自分”の一面であることは確かです。
 でも、もっと日ごろから自分の身体について意識をはらっておく習慣が大切なのです。
 
 そこで、今回は、簡単に観察できる“自分の知らない自分”を紹介しましょう。

 まず鑑の前で、舌の先を上の歯の裏に当てて、そのまま大きく口を開けてください。
 そうして、鏡で舌の裏を観察してみてください。
 そのとき、舌の裏全体の色と、その裏に見える静脈の盛り上がり具合と色に注意してください。
 多くの場合、舌の裏に静脈の盛り上がりを見つけることができるのではないでしょうか?

 健康な状態では、舌の裏全体の色が明るいピンク色で、静脈の盛り上がりがほとんどないか、うっすらと微かに見える程度です。
 これが身体の状況に応じて、舌の裏全体の色が暗く、または血色が悪く、また静脈の盛り上がりも強く左右差があったり、その色も紫色から黒色になっていたりします。

 どうでしょうか?
 ご覧になってみましたか?
 “自分の知らない自分”を見つけることができたのではないでしょうか?
 まず普通は、舌の裏側なんて見ることないですからね。

 それで、この舌の裏の静脈の盛り上がりですが、
 これは、「全身の血液の滞り」を表しています。

 よく「あなたの血液はドロドロ血か、サラサラ血か」なんて言葉を耳にします。
 これは適切な表現ではないですが、わかりやすい表現だと思います。
 ほんとにサラサラ血液だったら、血液中の成分が必要量に足りない状態でもあるわけですから、ある程度はドロドロしているのが血液なのです。
 でも、流れの悪い状態としては、血液がドロドロしているという表現はイメージしやすいですね。
 ですから、ここでも、このわかりやすさを優先して舌の裏の静脈の盛り上がりはドロドロ血液を確認する手掛かりになると理解してください。
 そして、特に舌という部位から、首から上、特に脳の血管内で血液の滞りが起きている、置きやすい状態にあると判断できます。
 その静脈の盛り上がりの度合いと、色の状況ですが、盛り上がりが強いほど、そして色が紫から黒に近いほど血液はドロドロし、活性酸素の影響を受けていることがわかります。

 これを解消することが血液循環の改善につながり、さらには病気予防にもつながると言えます。

 私の鍼灸治療では、毎回の治療前後で患者さん本人に確認してもらったりしますが、
 1回の全身調整で、大なり小なり、この舌の裏の静脈の盛り上がりが減り、色も薄くなります。
 つまり、確実に鍼の治療効果を患者さん自身が確認できるというわけです。

 「鍼灸を行う以外に、この舌の裏の静脈の流れが改善する、つまり全身の血液循環を改善する方法はないのでしょうか?」
という質問の声も聞こえてきそうです。

 そこで、お勧めしたいのが、『イチョウ葉エキス』です。
 この『イチョウ葉エキス』は、毛細血管の血流を増やす、特に脳内の血流を改善し増やす作用があり、ドイツをはじめ、世界の多くの国々では、認知症の治療薬として医薬品の認可を受けています。
 日本では、医薬品ではなく、健康補助食品として扱われていますが、私の鍼灸院でも、患者さんに愛用していただいています。

 『イチョウ葉エキス』 240粒 (株)オビヒロ  2,100円
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  1. 2010/05/05(水) 21:02:19|
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第104話 私の提案するヒーリング・スポット

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 GWは、いかがお過ごしでしょうか?

 さて、これは一カ月ほど前のことになるんですが、16年ぶりに献血に行ってきました。
 私の献血は、20年ほど前に1回と、その16年ほど前、そして今回で3回目となりました。

 驚いたことに、16年前の献血は、長野県松本市にいたころに行ったのですが、ちゃんとコンピューターには履歴が残っていました。
 そう、全国一元管理されているそうです。

 そして、少しお話も伺ってきたのですが、愛知県内では、毎日1,000人分の血液を必要としているそうです。
 それを県内8ヵ所の献血センターと7台の献血者で何とか確保できているとのこと。
 そんなお話を伺い、そうした皆さんの善意に感動しました。
 もちろん、血液は全国で管理しているので、愛知県内でまかなえないときは、他から回していただけるので問題はないとのことですが、地域でカバーしていくということは大切なことですね。

 実は、献血所の中で、ふと気付いたことがあります。
 16年前とは場所も状況も全く違うにもかかわらず、その中の空気が、とても気持ちよく、以前に感じたのと全く同じような感覚を覚えました。
 
 そうです。とても、良い気が流れているのです。
 おそらく、そこで働く人たちの意識も、また献血に音連れる人びとの意識も、とても純粋で善意にあふれているからではないかと感じました。
 それが献血所の中全体の空気に広がって、とても良い気があふれていたのです。
 最近は、ヒーリング・スポットが紹介され、そういったところへ出かけられる方もいらっしゃいますが、何も遠くへ出かけなくても、お近くの献血暑へ出かけられたらいかがでしょうか。
 私のお勧めのヒーリング・スポットですよ。
 そして、無償で行える社会貢献としては、これほど素晴らしいシステムはないのではないでしょうか?

 もちろん、献血できるためには、ご自身の健康状態が保たれていることが必要ですから、善意があっても、貧血があるとか、何らかの病気がある場合には、献血を受け付けてもらえません。
 その場合は、もちろん、ご自身の健康が第一ですから、ご無理はなさらないようにしてくださいね。

 それでは、よいGWを、お過ごしください。
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  1. 2010/05/02(日) 12:04:47|
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第103話 左手の薬指の指輪

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 さて、今日は何についてお話しようかなと考えていましたら、こんな患者さんのことを思い出しました。

 30歳代の男性の方なんですが、左の肩、特に肩甲骨の内側あたりが凝って痛むというのです。
 触ってみると、確かに硬く、筋肉も緊張しています。
 そして、この方は全体的に、むくんでもいます。

 治療の途中で、ふときが付いたのが、左手の薬指の指輪です。
 結婚指輪って、なぜ左手の薬指にはめるんでしょうね。
 ご存知ですか?
 
 話は少しそれますが、これは、古代ギリシアにおいて、薬指の血管は心臓からまっすぐにつながっていると認識されていました。
 心臓=ハートですから、その人のハートをつなぎとめておくということから、左手の薬指に指輪をはめる週刊になったというのが一般的です。

 しかし、東洋医学では、薬指には、三焦経とよばれる気のルートとしての経絡が通っていると認識しています。
 この三焦経は、身体の外側では肘、肩をめぐって、首から耳をめぐり、眉の外側まで行っています。
 そうなんです。薬指の指輪が、この三焦経の気の流れを圧迫してしまい、気の滞りが左の肩に起きているのです。

 それで、本人に指輪をはずしてもらい、そのうえで、O-リングテストをしてみました。
 すると、力が入ります。
 しかし、もう一度、左手の薬指に指輪をはめてもらい、それでO-リングテストをしますと、力が抜けてしまうのです。

 やはり、左肩の凝りは、薬指の影響があったということです。
 
 それじゃ、指輪をはめないで生活してもらえばよいのですが、そうもいかないのです。
 それで、左手薬指のつめの生え際のツボから、刺絡と言って、少し瀉血を行いました。
 その後、指輪をはめてもらい、さきほどと同じようにO-リングテストを行うと、今度はしっかりと力が入ります。

 これで、指輪をはめて生活しても大丈夫ということで治療を終えました。

 あなたの左手の薬指の指輪、もし最近きつくなってきたような感じだというときは、三焦経の流れが悪くなっている可能性があります。
 めまい、耳鳴りなどの症状も、この経絡の症状の可能性があります。
 そんなときは、まず薬指の先から根元までをしっかりとマッサージしてみましょう。
 それだけでも改善効果があります。
 
 もし、それで不十分なときは、ぜひ鍼灸の治療をお勧めいたします。

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  1. 2010/05/01(土) 17:24:50|
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