気の医学講座

日常の出来事、鍼灸・東洋医学の治療など、さまざまな観点で気について取り上げてみたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

第170話 五臓免疫理論1

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 さて、改めて私の提唱している“五臓免疫理論”についてお話したいと思います。

 身体の各部位は、それ自体が単独に存在し、さらにそれらが機械の部品のように組み合わさって人体全体を構成しているわけではありません。
 どこを切っても金太郎が出てくるという金太郎あめのように、人体はどこを切っても五臓の波動によって各部位の生理機能はバックアップされているのです。
 
 その五臓とは、現代の医学でいう肝臓・心臓・膵臓・肺・腎臓の五つを指しています。
 さらに、その五つの臓器そのものも、また五臓の波動に支えられているのです。
 
 例えば、左五十肩による動作痛ですが、ひどい人ではかなりの痛みであり、これはなかなかやっかいな症状です。
 たいていは、左肩その部位に鍼(はり)や灸(きゅう)を行ったり、マッサージをしたりして、その時は楽になるのですが、結果的には筋肉が縮んで硬くなり、関節が固まってしまう人さえいます。
 さらに、温めると楽だからと言って、お風呂で一生懸命温めてから就寝し、夜中にずきずきと痛んで眠れない人もいます。
 しかし、温めたせいだとは気付かず、それを繰り返している人もいます。
 五十肩は慢性痛だからと言っても、関節の中では炎症が起きているので、温めると、血管が拡張し、かえって炎症を増大させて夜間痛を引き起こすわけです。
 これは整形外科や接骨院で温熱療法(遠赤外線やマイクロ波など)を受けている人の中にもいます。
 こういうと、「じゃ、冷やしたほうがよいのですか?」と聞き返す方もいらっしゃいますが、なぜ温めるのはよくないというと、冷やす、冷やしてはいけないというと温めるという二者択一になるのでしょうか?
 お風呂や温熱器具により温めることは温めすぎであって、だからと言って冷やしたほうがよいというわけではなく、やはり肩の表層は冷えていますから、冷やさないことは大切です。
 ですから、保温に努めることが第一であり、寒い時期はカイロを貼っておくのは効果的です。
 
 で、前置きが長くなりましたが、こういう五十肩は東洋医学では、筋の問題だから肝の症状とか、年齢的に腎が弱まる年齢で老化ということで腎虚だとか、あるいは左肩は脾、右は肝の異常だとかと言われています。

 ところが、五臓免疫理論からみれば、やはり左肩だろうが、右肩だろうが、肝臓・心臓・膵臓・肺・腎臓の五臓が関与しているのです。
 症状や経過の軽い人は五つの臓器のうちの一つとか、二つの臓器の問題であり、重い人は、三つ、四つ、五つと関与している臓器が増えるのです。

 どの臓器が関与しているかは脈新やO-リングテストによって調べます。
 そして、その臓器に対応した治療点に鍼(はり)をするだけです。
 その治療点は教科書の経穴(ツボ)とは必ずしも一致しません。
 これも、脈診やO-リングテストによって確定します。

 そうすると、今まで苦労していた五十肩の症状ですが、嘘のように改善してしまいます。もちろん、全てが一回で治るとは言いませんが、肩そのものには、一本の鍼(はり)をすることなく改善します。
 これが五臓免疫理論に基づく五臓免疫療法です。
 痛みが強い場合は必ず心臓が関与していますので、この治療が必須となります。
 そして、心臓に負担をかける食べ物、例えばコーヒー、バナナ、パイン、大豆などは控えていただく必要があります。
 
 今回は五十肩を例にお話しましたが、またおもしろい症例がありましたら、お伝えします。
 今日も、ありがとうございました。


スポンサーサイト
  1. 2013/06/30(日) 17:54:20|
  2. 鍼灸
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:257

第169話 五臓免疫療法

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 さて、このところ、ややこしい話になっていますが、ようするに、東洋医学では肝・心・脾・肺・腎の五臓を中心に心身が成り立っているというわけなんです。

 その肝・心・脾・肺・腎というのは、現代の医学でいう実際の肝臓・心臓・脾臓(これは膵臓)・肺・腎臓を指している場合と、脳の昨日を5つにグルーピングした肝・心・脾・肺・腎という名称で呼んでいる場合とがあるということをお伝えしてきました。
 
 そして、身体のあらゆる部分は、実際の肝臓・心臓・脾臓(膵臓)・肺・腎臓の五つの臓器の支配を受けていることがわかりました。
 これって、東洋医学では当たり前と言えば当たり前の話なんですが、でも当たり前でないんです!

 というのは、例えば、一般的な東洋医学では腰は腎臓が支配しているとか、膝は脾胃の支配だとかって、大きく分担しているように理解されています。

 確かにそれはそれでよいのですが、病気になった時は、ちょっと違います。
 腰でも、膝でも肝臓・心臓・脾臓(膵臓)・肺・腎臓の五臓がそれぞれ支配しているのです。
 その中で主役が部位によって違う。つまり腰の主役は腎臓であって、腎臓だけが関与しているということではないのです。
 一般的には、このところの理解ができていないのです。

 もっと言えば、目だって、耳だって、鼻だって、さらには胃だって、大腸だって…、肝臓も心臓も脾臓(膵臓)も肺も腎臓も、それぞれに肝臓・心臓・脾臓(膵臓)・肺・腎臓の五臓が影響しているのです。
 すなわち、その部位の生理昨日を五臓が支えてくれているので、私には免疫機能を影で支えてくれているように思えるのです。
 
 そこで、身体どの部位の症状であっても、五臓のうちのどの問題が影響したかを新札して、そこを治療すると、これが素晴らしい治療効果が得られることがわかりました。

 例えば、ある男性患者さんで背中や肩に現われた湿疹ですが、これがどの五臓の問題により生じたものかを調べると、脾臓(膵臓)と腎臓が影響していることがわかりました。
 それで、脾臓(膵臓)と腎臓に対応した治療ポイントに鍼(はり)を行うと、治療直後に湿疹が小さくなり赤みが現象しました。
 また、いわゆる五十肩の患者さんですが、左肩の痛みを起こしているのがどの五臓によるかを調べると、心臓と腎臓が影響していることがわかりました。
 それで、それぞれに対応した治療ポイントに鍼(はり)を行うと、痛みが軽減し、肩の動く範囲が広がりました。

 このように、身体どの部位の症状であっても、その人によって影響している五臓が違うので、これを診断して治療するということになりますが、私はこれを“五臓免疫療法”と呼ぶことにしました。

 ある症状に対して関与している臓器が一つなら症状は軽いですが、3つとか4つとか、あるいは5臓全てというようになると、その症状は複雑化しているので治りにくいことがわかります。
 でも、その症状に影響している五臓を治療していくと、症状は確実に改善していきます。

 ガン細胞も、じつは五臓の影響によって生じているのではないかと思い何人かの治療をさせていただいております。
 例えば、肺がんであっても、肺だけの問題じゃなく、肝臓・心臓・脾臓(膵臓)・肺・腎臓のどれか、もしくはいくつかの影響により生じたもので、それは、どのガンでも同じように考えることができるのではないかと思います。
 五臓免疫療法については、またわかったことをお伝えしていきたいと思います。

 今日も、ありがとうございました。
 
  




  1. 2013/06/23(日) 14:24:03|
  2. 鍼灸
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:216

第168話 東洋医学の考察2

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 さてさて、前回から少し専門的な内容になっていますが、ご興味のある方はお立ち寄りいただければ幸いです。

 東洋医学では肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺・腎(じん)の五つの臓器、すなわち五臓を中心に心身のあらゆる機能が営まれていると認識しています。
 ですので、病気も、全てこの五臓のいずれかの問題、もしくはいくつかの相互関係の失調によって生じるととらえ、これを診断して治療することになります。

 で、東洋医学でいう五臓は現代の医学でいうところの、つまり解剖学的に存在している肝臓・心臓・脾臓(これは膵臓)・肺・腎臓そのものを指していることは前回お話しました。
肝臓は筋・目・爪と共鳴し、心臓は脈・舌と共鳴し、脾臓は肌肉・口唇と共鳴し、肺は皮膚・鼻と共鳴し、腎臓は骨・髪・耳と共鳴しています。

 ところが、それら五臓の状態を診断するために用いる脈診、腹診、舌診などで示されている臓腑の反応部位が、実際の臓器そのものとは共鳴しないのです。

 ということで、ここからが今回のお話になります。
 ん、前回の確認が長くなりました(汗汗)。

 結論から言えば、東洋医学でいうところの五臓というのは、現代の医学でいう臓器そのものだけを指しているわけではないということです。

 確かに前述したように、身体各部と臓器が何らかのつながりを持っていることは臨床上も体験することですし、またo-リングテストでの共鳴現象でも明らかです。
 
 ところが、東洋医学の五臓は現代医学の臓器そのものとは一致しないところが多々あります。
 じゃ、一致しない部分は何と共鳴するかというと、“脳”の特定の部位なのです。

 これがおもしろいところですが、現代の医学でいうところの肝臓は右の横隔膜の下にあります。
 ところが、東洋医学で肝臓を診察するのは左手の脈なのです。
 そうそう、腹診と言って、お腹で診るところも、へその左側です。

 それで、「古代中国では解剖をしていなかったために間違った判断をしていた」という人もいますが、そうではありません。
 古代中国でも解剖はしていましたので、実際の臓器の位置を把握していました。
 決して間違えたわけではないのです。

 左側に肝臓を診察するというのは、何かというと、これは脳の左側の働きを診ているのです。
 特に左の前頭葉の前の部分(前頭前野)のところは肝の脈診部位と共鳴します。
 ここが障害されると、他人に対して攻撃的、暴力的になることが知られていますが、それはまさに東洋医学でいうところの肝臓の症状と一致します。
 もちろん、ここだけが肝臓というのでなく、脳のいろいろな部分に肝臓に対応するところがあり、それらをまとめてグルーピングしたのが東洋医学でいうところの肝ということではないかと私は考えています。
 もちろん、そのグルーピングした中に、実際の臓器としての肝臓も含まれます。
 心、脾、肺、腎も同様です。

 つまり、東洋医学では脳を軽視しているとか、脳に対する認識が欠如しているなどと言われますが、そうではないのです。
 むしろ、脳を最も重視した医学であり、その働きを系統的に分析し、それを臓器の名前で分類して体系化した医学なのです。

 ですから、脳化学の進歩によって、今後ますます、いろいろなことがわかってくると思います。

 今日も、ありがとうございました。

 わたしの鍼灸院のHPはこちらです。
ヒーリング経絡治療 天眞道佐伯鍼灸院  


鍼灸師をめざす人は、こちらもご覧ください。
 鍼灸師をめざす人を応援する総合情報サイト。鍼灸師資格試験に関するQ&A、養成学校の一覧、鍼灸医学用語の解説等。
鍼灸師になろう!




 







 





  1. 2013/06/14(金) 18:24:18|
  2. 鍼灸
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:206

第167話 東洋医学の考察1

 このブログへの訪問、ありがとうございます。
 さて、そもそも、東洋医学では、どのように病気をとらえているんでしょうか?
 今日は、ちょっと専門的なお話になってしまいますので、ご容赦ください。

 東洋医学では、肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺・腎(じん)の五つの臓器(五臓)を中心に心身の生理機能のいっさいが行われていると認識しています。
 ですから、病気も、全て、この肝・心・脾・肺・腎の五つの臓器(五臓)のいずれかの問題や影響によるものと認識しているのです。

 例えば、筋肉の筋は肝の支配組織であり、肉は肌肉と言って脾の支配組織とされていますが、筋肉の症状は肝と脾の影響による症状として治療するわけです。
 
 「肝って、肝臓のことですか?」って声が聞こえてきました。
 
 このところがやっかいなんですが、東洋医学でいうところの臓器が現代医学の内臓と一致しているようなしてないような、何か曖昧(あいまい)な感じです。

 それで、私はO-リングテストで調べてみました。
 そうすると、確かに肝=筋、心=脈、脾=肌肉、肺=皮膚、腎=骨という東洋医学で言われている通り、それぞれ共鳴します。
 ああ、そうそうここでいう脾というのは、脾臓でなく今の医学でいう膵臓(すいぞう)に相当します。

 つまり、確かに、肝臓、心臓、脾臓(膵臓)、肺、腎臓に異常が起こると、それぞれ関係した組織、すなわち肝=筋、心=脈、脾=肌肉、肺=皮膚、腎=骨に変化が現われるということです。
 でも、病院での検査で異常が見つかるかどうかは別です。
 ようするに、病院で異常が見つかるよりも前に、その兆候をとらえることができるというわけです。

 東洋医学の診察では、主に脈新によって五臓の異常を診断して治療しますが、手首の脈診部位に内臓を新札する部位が割り当てられています。
 これも調べてみました。
 すると、なんと、脈新で肺を診る部位は肺という臓器とは共鳴しません。
 肝を診る部位は肝臓とは共鳴しません。他も同じです。

 じゃ、それが本当なら、これまで東洋医学が2千年もの間言ってきたこと、やってきたことが間違っているということだろうか?

 いやいや、そんな簡単な話ではありません。
 お腹にある内臓の反応点も、実際の内臓とは一致しないということで、東洋医学では解剖を重視していなかったために間違った内臓を想定してしまったという人もいますが、本当にそうでしょうか?

 そんなことを次回にお伝えしたいと思います。
 今日も、ありがとうございました。

 わたしの鍼灸院のHPはこちらです。
ヒーリング経絡治療 天眞道佐伯鍼灸院  


鍼灸師をめざす人は、こちらもご覧ください。
 鍼灸師をめざす人を応援する総合情報サイト。鍼灸師資格試験に関するQ&A、養成学校の一覧、鍼灸医学用語の解説等。
鍼灸師になろう!



  1. 2013/06/12(水) 08:46:22|
  2. 鍼灸
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:212
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。