それでは、今度は髪の毛について考えてみましょう。
“髮の毛は女の命”ともいい、髪の毛の美しさはお顔の美しさとともに重要ですね。
その髪の毛は、東洋医学では、腎によって養われているとみています。
東洋医学でいう腎は、生命力の源でスタミナ(精力)を蓄えているところです。腎臓を中心とした泌尿生殖器は、その一部になります。
現代の医学でいうところの内分泌系、免疫系統も、この腎に含まれますね。
第9話のところで心(心臓)には神があることをお話しました。そして、この腎には精があります。
つまり、腎のもっている精と心のもっている神で“精神
という言葉になるわけです。これについては後日に改めてお話したいと思っています。
さて、腎の体質をもっているのが水星生まれの人です。
水星というのは、一白水星生まれの人です。
水星生まれの人は、太めの金星生まれの人と、やせ型の木星生まれの人との間にあって、火星生まれの人と同じく標準的な体質です。つまり、水星生まれの人も標準体重を目安にダイエットされるとよいですね。
一白水星生まれは、昭和2年、11年、20年、29年、38年、47年、56年、平成2年、11年です。
これは2月4日から、翌年2月3日までですから、元旦から2月3日までの生まれの人では、前年の星になりますから注意してくださいね。
この腎にあるスタミナ(精力)は、髪の毛を栄養し、髪の毛に
、つやと潤いをあたえています。そのため、髪の毛が多くてつやがあり、一本一本
が太くて硬い人は、腎のもっているスタミナ(精力)が旺盛だということになるわけです
つまり、スタミナ(精力)が旺盛ですから、こういう人ではストレスに強いと言えますね。
反対に髪の毛が少なく、一本一本が細くて柔らかい人ではスタミナ(精力)がないために、ストレスに弱いので、仕事を押し付けたりしないでくださいね。
水星生まれの腎の体質の人では、髪の毛の状態に体質がよく現れています。
もちろん、他の体質の人でも、髪の毛の状態は腎のはたらきを表しているので、一つの目安になりますね。
もし精神的、肉体的ストレスや不摂生が続いて、この腎のはたらきが弱まり、腎にあるスタミナ(精力)が消耗されると、髪の毛にはつやがなくなり、抜け毛が多くなったり、あるいは、白髪が多くなります。
こういうときは、腎の系統に症状が現れています。
「足がほてって眠れない。」、「寝ても疲れがとれない。」、「疲れやすい。」、「腰が痛い。」、「歯がうく。」、「根気がない、何をやっても長続きしない。」、「記憶力が悪い。」などです。思い当たる症状はありませんか?
こんな症状があるときは、腎のはたらきを強化しなくてはなりません。
腎のはたらきを高め、スタミナ(精力)を回復するには、まず睡眠が大切です。
睡眠については次回にお話しますね。
それで、眠れない人には、お灸をお勧めします。
お灸はいつも、
をお勧めしていますね。
足のかかとの裏に
失眠というツボがあります。
それから、腰には、
腎兪というツボがあります。
そして、左右の腎兪の真ん中で、背骨の骨の出っ張りの間に命門というツボがあります。
これらのツボは腎のはたらきを高めるのに効果的ですので、“スタミナ灸”というわけです。
お灸を続けて眠れるようになると、髪の毛にはつやが出てきますよ。それで、スタミナが回復してきたことがわかりますね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
- 2007/04/04(水) 17:45:45|
- 鍼灸
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0