前回は、土星生まれの人は脾の体質で太りやすいことをお話しましたね。土星というのは、八白土星・五黄土星・二黒土星です。
八白土星は、昭和4年・13年・22年・31年・40年・49年・58年・平成4年・13年生まれの人です。
五黄土星は、昭和7年・16年・25年・34年・43年・52年・61年・平成7年・16年生まれの人です。
二黒土星は、昭和元年・10年・19年・28年・37年・46年・55年・平成元年・10年・19年生まれの人です。
これら土星生まれの脾の体質の人では甘い物を好みます。甘味は緩める性質があるので、余計に脾の太る体質に拍車をかけることになるわけです。
もちろん、土星生まれの人だけでなく、他の体質の人でも脾のはたらきが弱まると、甘いものを欲しがりますので、太りやすくなります。
この脾というのは、現代の医学では膵臓を中心とした消化器系統に相当します。
しかし、東洋医学では、消化器である脾のはたらきをひじょうに大きくとらえているんです。
それは、食べ物だけを消化するということではなくて、社会環境・生活家庭環境・職場環境・人間関係など、自分をとりまくあらゆる状況も受け入れ消化するということです。
同じ食べ物を食べるのでも、一人でさびしく食べるのと、気の合う仲間や好きな相手と一緒に楽しく食べるのとでは味は違いますよね。また、登山などされる人はわかりますが、カップラーメンでも、山の上で食べるととってもおいしいですよね。
これは、脾の消化するはたらきに関係していて、楽しい環境や幸せだと感じる状況では脾のはたらきが高まるのです。“しあわせ太り”という言葉もありますよね。
ですから、もし新しい職場や学校になかなか慣れないという人がいるとすれば、それは脾の消化するはたらきが弱いととらえることができるわけです。つまり、これも消化不良というわけです。
そして、程度にもよりますが、このとき、筋肉は硬くなり、表面の皮膚は脹りとつやを失いますので、やつれた感じ、もしくはふけた感じになります。
こういう場合は、脾のはたらきを高める必要があるわけです。
そこで、脾のはたらきを高めるのには、どういうツボがよいかを紹介しますね。
足の内側で、足の親指の先端とかかとの後ろの端を結んだ線の真ん中で押して痛いところにお灸をします。ここは
公孫 というツボです。
お灸は、
というのがありますので、これが使いやすいです。温和な熱感で灸痕は残りません。
皮膚に張りとつやが出てきたら、それが効果の出ている証拠です。
このように、美しさというのは内面を整えることで現れてくるものなんです。
また脾である消化器は、身体の真ん中に位置しています。つまり、真ん中でバランスをとっているんです。そのため、偏りなく何でも食べることが大切なんですよ。
実際の食べ物で偏食の多い人では、考え方にも偏りがでてくるものなんです。(思い当たりませんか?)
このような偏食が多い人でも脾のバランスが悪くなり、太ってきます。これが“偏食太り”です。
食べ物というのは、先ほども書きましたが、自分が受け入れる事柄すべてが食べ物ということです。本を読むにしても、音楽を聞くにしても、映画を見るにしてもそうです。偏食の多い人では、ジャンルも偏ります。
それを治すには偏りなく受け入れるということですから、嫌いな食べ物、苦手なジャンルにもトライして見ることもよいですね。
そうすると、苦手な人とも、うまくつき合えるようになれるかもしれませんよ。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
- 2007/03/26(月) 16:23:52|
- 鍼灸
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- 2008/05/15(木) 23:49:38 |
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