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さて、最近はテレビCMなどで、“漢方薬”を目にすることがひじょうに多くなりました。これは10年前では考えられないほどの勢いです。
それだけ、漢方薬が市民権を得てきたということですね。
病院で処方される薬の中に、漢方薬が含まれていたり、漢方薬が処方されていたりすることも少なくないですね。
「漢方薬には副作用がないから安心。」
であるとか、
「漢方薬は長く飲まないと効果が出ない。」
といったことが言われていますが、ほんとうはどうなんでしょうか?
私は鍼灸師ですので、薬のことをとやかく言うことはできませんが、東洋医学にもとづいて治療をしている立場で私見を少しだけ書きます。
そもそも、漢方薬も鍼と同じように、証(あかし)にしたがって治療します。
証(あかし)というのは、現代医学でいうところの病名のようなもので、この患者さんには、この漢方薬が合うとか、このツボに鍼をするとよいといった治療方法を示す診断名のことです。
これは漢方でも、新旧でも先生によりますが、その証(あかし)を決めるために脈診を主におこないます。
その脈診によって患者さんの飲まれている薬を確認していくと、その漢方薬が合っている人、合っていない人さまざまです。
たとえば、昨日は○○湯という漢方薬が効いたと言っても、今日効くかどうかは別問題。もちろん、合っている薬もあります。
同じ漢方薬を何年も、何か月も飲んでいるというのは…。
ご自分の飲まれている漢方薬が自分にあっているかどうかは、脈診ができなくても確認できます。
それには、Oリングテストをおこなうとよいですよ。
右手の薬指と親指で輪っかを作ります。そして、家族のだれかに、その輪っかが開くように、左右から引っ張ってもらいます。
輪っかを作っている人は、輪っかが開かないように力を入れます。
最初に、その力の入り具合を確認し、その後、左手に飲んでいる漢方薬をもって、もう一度同じように、輪っかが開くように引っ張ってもらいます。
このとき、輪っかに力が入って開かなければ、その薬は合っています。
もし、指に力が入らず、輪っかが簡単に開いてしまえば、その薬は合っていないことが確認できます。
ちなみに、携帯電話やたばこで試してもらうと、簡単に開いてしまうのがわかります。
ですので、このOリングテストをする場合には、ポケットなどに携帯電話やたばこを入れた状態ではおこなわないでください。
この方法で、ご自分に合った漢方薬を選んでくださいね。
それから、もし薬剤師さんで漢方薬を扱っておられる方、漢方薬をこれから勉強したいという方など、もう少し詳しくお知りになりたい方は直接、私のほうへメールでお問い合わせいただければ、多少はお役に立てると思います。
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