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さて、前回は、すべては自分の心がひきよせているしくみについてお話しましたね。
私の患者さんで、80歳の女性の方がいらっしゃいます。
この方は、80才過ぎの認知症のご主人のお世話をしています。いわゆる、老老介護です。
この数年、ご主人の認知症が年々ひどくなり、とても辛い状況が続いていました。
この方は、途方にくれ、目先真っ暗という状況で、治療に来られるたびに、とても悲観的なことばかり言っておられました。
それで、私は、とにかく“願続けると現実化するよ”ということをたびたびお話していました。
この方は、とにかくご主人の介護は体力的にも限界であり、ご主人にどこかの施設に入所してほしいと思っていたのです。
しかし、息子夫婦も、親戚なども反対の状況でした。
昨年末ごろでしたか、もうどうにもならないぐらいに辛い状況になり、
「先生、いくら願っても、とても状況は変わりそうにありません。」
と言われました。
それで、私は、
「…というようになってほしい。」
と願うと、いつまでも願続ける自分が現実化してしまうので、願が実現したことを念
じてくださいねとお話しました。
つまり、…になってほしいというのではなく、…になったというようにイメージするということです。
そして、それから、数か月後には、息子さんも、施設に入所させることを考えはじめてくれて、そして、ついに先週には施設に入所されたそうです。
それで、今日、さきほど
「先生の言われたとおりにしていたら、そのようになりました。」
と、とても感謝されました。
もちろん、私が言ったからということではなく、その方が信じて実行してきた成果だと思うのですが。
しかし、本人は、何か施設に入れてしまった自分にどこか罪悪感を感じているようでしたので、
「自然のなりゆきなので、奥さんが自分を責める必要は全くないですからね。」
とお話しました。
「そう言っていただいて、心が軽くなりました。」
と言って帰られました。
もちろん、来られたときは、横隔膜の下あたり、つまり胃に何か詰まった感じがありましたので、肺虚証で治療し、気の流れを整え、胃が動きだしたことを前提にした会話でした。
こんなふうに気の流れを診ながらカウンセリングしていることを、“気功カウンセリング”と呼んでいます。
よく、「あいつは口だけで治している」と批判的にいう人がいますが、 口、つまり言葉だけで治せたら、それはどんなにかすばらしいことだと、私は思います。
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鍼灸師になろう!
- 2008/05/02(金) 16:46:09|
- 鍼灸
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