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さて、今日5月5日は何の日でしょうか?
そう、皆さんご存じの子どもの日ですね。
そして、もう一つ。
二十四節季のひとつ、立夏です。
暦のうえでは、今日から夏というわけです。(立夏は年によって一日前後します。)
でも、じっさいには暦のうえだけではないんですよ。
私たちの心体は今日の午前0時をさかいに夏の気のめぐりにかわり、心体(しんたい)を支えている五臓(内臓)では、心(心臓)のはたらきが王政となります。
東洋医学では、肝・心・脾・肺・腎の五臓間の相互扶助と相互抑制によってバランスを保ちながら、それぞれの臓気が季節(四時と土用)に応じて旺盛となり、大気に適応してこそ健康であると認識しています。
春は肝、夏は心、土用は脾、秋は肺、冬は腎という五臓が主宰するそれぞれの季節の大気に応じ、適応することができなければ、そこから病気が始まるのです。
ですので、東洋医学では季節に応じた心体(しんたい)にしていくところに、治療の目標があるのです。
養生の考え方も同じです。その季節に合った食べ物を摂取することが、その季節に応じた気を養います。
お肉で言えば、肝を養うのは鶏肉、心を養うのは羊肉、脾を養うのは牛肉、肺を養うのは馬肉、腎を養うのは豚肉です。
これが、お肉の旬なのです。
いまは夏ですから、心を養う羊肉がよいということになります。
夏のあいだは羊肉の臭みは少なく、味もよいということでもあります。
北海道へお出かけの方は、ジンギスカンはお勧めですね。
「夏のあいだは羊肉だけなのですか?」
という声が聞こえてきそうですので、もう少し説明しましょう。
肝・心・脾・肺・腎の五臓で、となり同士の関係(相生関係)は相互扶助の関係です。その季節の気を養うのにはたらきます。
たとえば、夏では、肝を養う鶏肉、脾を養う牛肉は心(心臓)のはたらきを助けてくれますので、よいと言えます。
一方、一つ間をおいた前と、ひとつ間をおいた後にある関係(相剋関係)は相互抑制の関係です。
たとえば、夏では、心のひとつ間をおいた前というのは腎であり、腎を養う豚肉、
そして、ひとつ間をおいた後というのは肺であり、肺を養う馬肉は夏の心のはたらきを抑制します。
夏の心(心臓)のはたらきを抑制する豚肉と馬肉は臭みも強く、味もおいしくないのです。
ですから、病気の人では、夏の間は豚肉や馬肉はさけたほうがよいのです。
現代はハウス栽培により、野菜でも果物でも旬というのが感じられなくなりました。しかし、心体(しんたい)は食べ物に備わっている気を受け取り、敏感に反応しています。
とくに、お肉の気は強力なので、季節に合わないものを摂取していると、病気の元となります。今日では、めたぼりっく症候群が話題になっていますから、お肉の旬についても知っておくのもよいと思います。
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鍼灸師になろう!
- 2008/05/05(月) 18:03:36|
- 鍼灸
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